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関福大は初の全国出場! 桃山大、びわこ大、大体大とともに総理大臣杯へ! 関西学生選手権のベスト4が決定

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関西福祉大は初の全国大会へ

 第50回関西学生サッカー選手権大会の準々決勝が17、18日に行われた。4試合すべてがPK戦まで突入する大接戦。桃山学院大びわこ成蹊スポーツ大関西福祉大大阪体育大が勝利を収め、総理大臣杯出場を決めた。

 桃山大は関西学院大と対戦。前半21分に関学大FW輪木豪太(4年=京都橘高)に先制点を奪われるが、同36分にはFW長友陸翔(1年=大津高)のゴールで同点に追いついてみせる。1-1のまま前後半、そして延長戦でも決着はつかず。試合はPK戦での勝敗を決めることになった。

 桃山大は1人目、関学大は2人目のキッカーが失敗して3-3。桃山大は5人目のキッカーが決め切ると、関学大は5人目が決められず試合終了。桃山大がPK戦を制し、総理大臣杯出場権を手にした。

 びわこ大と甲南大の対戦は、互いに得点を決められないまま、終盤に試合が動く。甲南大は後半41分、FW清水健生(1年=阪南大高)がCKを頭で合わせ、先制ゴールを決める。しかし、びわこ大も後半アディショナルタイム1分過ぎ、MF佐藤昴(4年=神戸U-18)がこぼれ球を押し込み、同点ゴールを決めた。

 1-1のまま延長戦に突入し、そのままPK戦へ。びわこ大GK原田圭吾(3年=福岡U-18)と甲南大GK綾田雄斗(4年=報徳学園高)が互いに活躍する中、びわこ大が5-4でPK接戦を制した。

 大体大と関西大も1-1の末にPK戦へ。大体大は前半44分にMF井上颯人(4年=滝川二高)が先制点を奪うも、関大も後半36分にFW百田真登(2年=関西大一高)が同点弾。こちらも延長戦で得点は動かず。PK戦は関大GK光藤諒也(4年=C大阪U-18)と大体大GK泉森涼太(4年=鹿児島城西高)が活躍を見せ、大体大が4-2で準決勝進出を決めた。

 京都産業大と関福大の対戦は、京産大が14本のシュートを放つも得点を決めることができず。120分間を守り切った関福大がPK戦も4-3で制し、ベスト4入りを果たした。関福大は2015年の創部から初の全国大会出場となる。

 ベスト4進出の桃山大、びわこ大、関福大、大体大が、8月23日開幕の全国大会・総理大臣杯出場が決定した。その前に、今月22日には関西学生選手権の準決勝が行われる。決勝進出を懸けた対戦カードは、びわこ大と関福大、大体大と桃山大となる。

■準々決勝
(7月17、18日)
関学大 1-1(PK3-4)桃山大
甲南大 1-1(PK4-5)びわこ大
京産大 0-0(PK3-4)関福大
大体大 1-1(PK4-2)関西大

■準決勝
(7月22日)
びわこ大 vs 関福大
大体大 vs 桃山大

●第99回関西学生L特集

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