beacon

総理大臣杯覇者・法政大新入部員は大津MF薬師田&SB日高、196cmFW相澤、193cmGK川崎、SB大迫らタレントズラリ

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本高校選抜MF薬師田澪(大津高、右)は法政大へ進学する。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 21年度総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント優勝の法政大が22年の入部予定選手を発表した(協力=関東大学サッカー連盟、法政大)。

 第100回全国高校サッカー選手権で準優勝した大津高(熊本)から日本高校選抜MF薬師田澪と右SB日高華杜が加入する。薬師田は183cmの大型ボランチで長短の正確なパスと推進力ある攻守が特長。日高は怪我のために選手権は決勝のみの出場だったが、圧倒的なスプリント力でゴールを陥れる超高速SBだ。

 MF大畑凜生(矢板中央高)は、2年連続で日本高校選抜候補に選出されているボランチ。空中戦を含めた中盤の攻防で存在感を放つほか、ゴール前で決定的な仕事もしてのける。チームメートのCB島崎勝也は188cmの大型ストッパー。驚異的なロングスローを備え、PKキッカーとしてゴールも重ねてきた。MF荒井駿希は技巧派軍団、静岡学園高(静岡)でトップ下を担った実力派。スキルが高く、ハードワークする力、ボランチやSBを務める柔軟性も特長だ。

 CB中村実月はインターハイ3位・星稜高(石川)の主将で大黒柱。攻守で空中戦の強さを発揮し、インターハイでは貴重なゴールでもチームの躍進に貢献した。MF黒瀬舜(尚志高)は馬力十分のドリブルで決定機を生み出すサイドアタッカー。全国大会出場経験こそないものの、196cmFW相澤デイビッド(日本文理高)は注目の大器だ。兄は昨季まで千葉に所属していたGK相澤ピーター・コアミ。高打点ヘッドや迫力十分の動きは対戦相手の脅威だ。加えて、系列の法政二高(神奈川)からは184cmGK諏訪部隼と左利きの181cmCB野田秋太、そして中盤の軸・MF塩田悠人の3人が加入する。

 Jクラブユースから加入する4選手はいずれも高い実力の持ち主だ。U-18日本代表候補GK川崎淳(浦和レッズユース)は193cmの大型守護神。ハイボールでは1段階上の高さを発揮し、長身を活かしたダイナミックなシュートセーブも特長としている。DF大迫蒼人(FC東京U-18)もU-18日本代表候補の実力派左SB。安定感高く、得意の攻撃参加、高精度の左足でゴールを演出する。

 U-15日本代表歴を持つMF浅野直希(ガンバ大阪ユース)は昨年、G大阪トップチームに2種登録されていたボランチ。スルーパスなどゴールの1本、2本前のパスで得点を演出するほか、献身的な守備でもチームに貢献する。技術、ポジショニングの質高いMF石川玄大(湘南ベルマーレU-18)は湘南トップチームに2種登録されていたプレーヤー。そして、“街クラブの雄”三菱養和SCユースの10番を背負ったゴールハンター、FW洪怜鎭も法大で上を目指す。

以下、法政大の入部予定選手
▼GK
諏訪部隼(法政二高)
川崎淳(浦和レッズユース)
▼DF
大迫蒼人(FC東京U-18)
島崎勝也(矢板中央高)
中村実月(星稜高)
野田秋太(法政二高)
日高華杜(大津高)
▼MF
浅野直希(ガンバ大阪ユース)
荒井駿希(静岡学園高)
石川玄大(湘南ベルマーレU-18)
大畑凜生(矢板中央高)
黒瀬舜(尚志高)
塩田悠人(法政二高)
薬師田澪(大津高)
▼FW
相澤デイビッド(日本文理高)
洪怜鎭(三菱養和SCユース)

※関東大学サッカー連盟の協力により、同オフィシャルサイト(http://www.jufa-kanto.jp/)で発表されたリストを随時掲載致します。なお、現時点での入部予定者となります。事情により、実際には入部しない場合もあります。また大学によっては一般入学等によって、リスト以外の新入部員が加わる場合もあります。

TOP