第36回デンソーカップチャレンジサッカー(デンチャレ)福島大会プレーオフが1日に開幕した。四国選抜と北海道選抜が白星発進を決めた。

　今季のデンチャレは、プレーオフを開催。グループ1を中国選抜、四国選抜、東海選抜。グループ2を東北選抜、北海道選抜、北信越選抜が戦い、各組の1位同士が対戦する決勝に勝利したチームが来週行われる本大会に進出する。

　グループ1の初戦では四国選抜が中国選抜に逆転勝ち。開始5分に中国選抜がCKを合わせたFW酢谷元哉(広島大2年=西尾高)のゴールで先制。しかし前半終了間際の45分に四国選抜はFW濱琳太郎(高知大3年=県立西宮高)のゴールで同点に追いつくと、後半44分にFW矢野佑介(高松大1年=立正大淞南高)が右足で劇的な逆転弾を蹴り込んだ。

　グループ2では北海道選抜が東北選抜に2-1で競り勝った。後半7分にこぼれ球を押し込んだFW小笠原大将(札幌大2年=札幌U-18)のゴールで先制すると、同点とされて迎えた同31分には、途中出場のMF高橋歩武(札幌大3年=駒大苫小牧高)が右足で勝ち越し点を決めた。

　大会2日目の明日2日は、グループ1では東海選抜と中国選抜、グループ2では北信越選抜と東北選抜が対戦する。

▽グループ1
中国選抜 1-2 四国選抜
【中】酢谷元哉(5分)
【四】濱琳太郎(45分)、矢野佑介(89分)

▽グループ2
東北選抜 1-2 北海道選抜
【東】佐々木翔(58分)
【北】小笠原大将(52分)、高橋歩武(76分)

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●第36回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会特集