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[関東]争奪戦も?7発大勝発進桐蔭横浜大FW山田新が開幕戦1ゴール1アシスト

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FW山田新(左)が1ゴール1アシストの活躍をみせた

[4.2 関東大学L1部第1節 流通経済大0-7桐蔭横浜大 味フィ西]

 関東大学サッカーリーグが開幕したが、コロナ禍にあって、現在1部リーグでは法政大と東洋大が活動休止に追い込まれた影響を受けて、開幕が延期。他チームもなかなか対外試合を行えない中で、開幕を迎えている。

 桐蔭横浜大も例に漏れず、天皇杯予選はこれまで戦ってきたが、デンソーカップチャレンジに出場したメンバーらを加えた試合は行えず、ぶっつけの本番といった形の試合になっていた。

 そんな中でFW山田新(4年=川崎U-18)は流石のプレーをみせた。前半26分にFW左部開斗(4年=流通経済大柏高)の先制点をアシストすると、後半6分には右CKに競り勝ったDF中野就斗(4年=桐生一高/広島内定)のアシストから追加点を決めた。

 今季の大学リーグ最注目タレントであることに間違いはない。オフにはヴァンフォーレ甲府のキャンプに参加すると、浦和レッズの練習にも参加。このあと、古巣である川崎フロンターレへの練習参加も予定されるなど、複数クラブが関心を持っている。

 外国籍選手との競争に打ち勝つためにも、強い武器を持ってプロの舞台に進みたい。「(練習参加では)基本的なベースの部分、球際だったりの強さが一段階も二段階も違うと感じました。日本人の強みはがむしゃらさや貪欲さだと思う。そういうところを欲してくれる監督やサポーターがいるところで違いをみせられればと思います」。今季の目標については「20点。得点王を意識したい」と断言。明らかな違いをみせることで、No.1ストライカーを証明する。

(取材・文 児玉幸洋)
●第96回関東大学L特集

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