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[関東]明治大も昇格組の東京国際大に大敗…昨季3強が揃って敗れる波乱の幕開け:第1節

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明治大が東京国際大に0-4で大敗を喫した

 JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦の第1節2日目が3日に行われた。

 前日の流通経済大、駒澤大に続き、明治大も黒星発進。昨年度の1部リーグで最終節まで優勝を争った3校が揃って敗れる波乱のスタートになった。

 4年ぶりの1部リーグとなる東京国際大と対戦した明治大は、前半だけでMF落合陸(4年=柏U-18/柏内定)にPKを含む2得点を決められてしまう。巻き返しを期した後半も20分にFW佐川洸介(4年=C大阪U-18)のミドルによって追加点を許すと、終了間際には途中出場のFW尾崎岳人(2年=堀越高)に得点され、0-4で大敗した。

 栗田大輔監督が「僕の中では(1年生の)開幕スタメンは初めて」と振り返ったように、FW真鍋隼虎(1年=名古屋U-18)とMF藤森颯太(1年=青森山田高)が先発出場。両選手とも積極的なサイドの仕掛けでチャンスメイクを図るなど、存在感をみせていた。

 しかしコロナ禍に巻き込まれ、チームの始動は3月1日。昨年度のインカレからほぼ2か月、まともにチームとしての活動が出来なかった。「勝てば変わってくると思うので、そこのところで勝ち切ることが大事。今年はやりながら良くしていく感じじゃないでしょうか」。17年以来、5年ぶりとなる開幕戦黒星発進となった明治大だが、指揮官は「22節は長い。21勝1敗で行けば、勝ち点63。そういう意味では引きずらずにやることが大事だと思います」と笑みを浮かべ、早期の立て直しを誓った。

 早稲田大筑波大は、互いに決め手に欠いてスコアレスドロー。順天堂大国士舘大に2-1で競り勝ち、白星発進を決めた。

 第2節は6日に開催。新型コロナウイルス感染症の影響で法政大と東洋大の開幕が遅れていることから、4試合が行われる予定。なお会場はすべて非公開で、一般観覧は出来ないことになっている。

(4月2日)
[味の素フィールド西が丘]
流通経済大 0-7 桐蔭横浜大
[桐]左部開斗(26分)、楠大樹2(28分、64分)、山田新(51分)、水野颯太(71分)、久永瑠音(85分)、白輪地敬大(88分)

駒澤大 1-2 拓殖大
[駒]小林栞太(3分)
[拓]岸本駿朔(60分)、三浦敏邦(78分)

(4月3日)
[第一カッターフィールド]
早稲田大 0-0 筑波大

国士舘大 1-2 順天堂大
[国]綱島悠斗(71分)
[順]竹腰智也(18分)、塩浜遼(81分)

[保土ヶ谷公園サッカー場]
明治大 0-4 東京国際大
[東]落合陸2(31分、34分)、佐川洸介(65分)、尾崎岳人(90分+3)

法政大 延期 東洋大

●第96回関東大学L特集

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