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[関東]85分間を10人で戦った桐蔭横浜大は4失点大敗…次週は天皇杯「切り替えていい準備を」

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前半5分にDF鍋田純志(4年=水橋高)がレッドカードで退場した

[5.14 関東大学L1部第6節 桐蔭横浜大0-4東洋大 保土ヶ谷]

 開始早々のワンプレーが勝敗を決めてしまった。前半5分、東洋大FW室井彗佑(4年=前橋育英高)に背後を取られたDF鍋田純志(4年=水橋高)が、たまらずファウルで止めてしまう。DOGSOによるレッドカード。残りの85分間を10人で戦わなければいけなくなった桐蔭横浜大は、今季ワーストとなる4失点を喫して大敗した。

 延期となった試合があったこともあり、リーグ戦は約1か月ぶりだったが、これで明治戦に続く連敗。主将DF中野就斗(4年=桐生一高/広島内定)は「10人になった時に気持ちの切り替えができなかった」と反省すると、「目標は優勝。まだ始まったばかりだと思うので、笑って終われるように成長していきたい」と必死に顔を上げる。

 来週末には天皇杯が開幕。Y.S.C.C.横浜とSC相模原を連破し、神奈川県予選を突破した桐蔭横浜大は、1回戦で東京都代表の立正大と対戦する。中野は「立正大もすごく強い相手」と注意を向けると、勝てば2回戦で北海道コンサドーレ札幌と対戦できることもあり、「リーグとは違って負けたら終わりの戦いになる。明日から切り替えてチームとしていい準備をしていきたい」と気を引き締めた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第96回関東大学L特集

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