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[関東]早大が西堂V弾で今季初勝利!明大は法大に敗れ奪首失敗…大敗流経大は11位、駒大が最下位に:第9節

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早稲田大がMF西堂久俊の決勝ゴールで初勝利を挙げた

 JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦1部の第9節が11日に行われた。

 8日に桐蔭横浜大が天皇杯を戦ったために、東京国際大戦が延期。そのために勝ち点で並ぶ明治大は、暫定ながら勝てば今季初の首位に立つことが出来る一戦だった。

 しかし開幕が遅れ、連敗スタートを喫していたものの、第3戦で初勝利を挙げて以降、調子をV字回復させていた法政大を相手に後半12分にミスを突かれて失点。そのまま0-1で敗れ、開幕戦以来となる黒星を喫し、“奪首”とはならなかった。

 栗田大輔監督は「今日はもう完敗。勝てると思ってやっているので、油断が生まれて、ボールのテンポを出させなかった」と厳しい言葉を並べる。U-21日本代表に選出されている佐藤恵允(3年=実践学園高)を欠く試合だったが、「恵允がいなくても、うちはそんなに変わりません。そこに対しては日ごろ競争していますから、出た選手が頑張ればいいだけです」と言い訳にしなかった。

 今季唯一ここまで勝利のなかった早稲田大は、順天堂大に2-1で競り勝ち、初勝利を挙げた。前半9分にセットプレーからMF平松柚佑(3年=山梨学院高)が蹴り込んで先制。後半29分にMF小林里駆(3年=FC東京U-18)に同点弾を浴びるが、同37分にMF西堂久俊(4年=市立船橋高/FC東京内定)が鮮やかなミドルシュートを突き刺して勝ち越し。終了間際にはFW駒沢直哉(2年=金沢U-18)の今季初ゴールで突き放した。

 早大に代わって最下位に転落したのが、駒澤大だ。この日も筑波大に0-2で完敗。勝ち点5で単独最下位となった。また流通経済大国士舘大に0-5で大敗。勝ち点7で11位と、昨季の優勝、準優勝チームが11位12位と厳しい状況に追い込まれている。

 第10節は15日に行われる。

【第9節】
(6月11日)
[ひたちなか市総合運動公園陸上競技場]
駒澤大 0-2 筑波大
[筑]庄司夢ノ介(6分)、竹内崇人(16分)

[味の素フィールド西が丘]
早稲田大 3-1 順天堂大
[早]平松柚佑(9分)、西堂久俊(82分)、駒沢直哉(89分)
[順]小林里駆(74分)

明治大 0-1 法政大
[法]久保征一郎(57分)

[非公開]
拓殖大 1-1 東洋大
[拓]山下諒時(76分)
[東]瀬畠義成(21分)

流通経済大 0-5 国士舘大
[国]綱島悠斗(6分)、東條敦輝(22分)、布施屋翔(27分)、飯島蓮(36分)、弓場堅真(63分)
●第96回関東大学L特集

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