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[関西]インカレ出場権残り2枠はびわこ成蹊スポーツ大と関西大が獲得!大体大が涙の終戦:後期第11節

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びわこ成蹊スポーツ大が3大会連続6回目のインカレ出場を決めた

 関西学生サッカーリーグ1部は19日と20日に今季の最終節となる後期第11節を行った。最終節を前に関西学院大の優勝、そして大阪産業大甲南大の降格が決まっていたため、残すは4位までに与えられるインカレ出場権争いに注目が集まることになった。

 インカレは優勝した関学大と阪南大がすでに出場を決定。残す2枠をびわこ成蹊スポーツ大関西大大阪体育大の3チームで争うことになった。そしてびわこ大と関大は直接対決。勝った方がインカレ出場を決める大一番になっていた。

 試合はびわこ大が常に先行。前半15分に10番FWMF石橋克之(3年=立正大淞南高)の浮き球となったシュートで先制すると、同点とされて迎えた同43分にはMF泉柊椰(4年=神戸U-18/神戸内定)のクロスをMF飯尾柊太(4年=玉野光南高)がワンタッチで蹴り込んで勝ち越しに成功した。

 びわこ大はこのままリードを守り抜いて2-1で勝利。勝ち点を42に伸ばすと、前日引き分けた阪南大をかわして、2位でのフィニッシュを決めた。ただし勝つことが出来なかった関大も、次の試合で大体大が関学大と引き分け以下に終われば、インカレ出場が決まることになった。

 大体大としては勝つしかない一戦となっていたが、連覇を決めた王者を相手に前半10分、FW古山兼悟(2年=立正大淞南高)の得点王を決定づける今季19点目で先制に成功する。しかし関学大はMF倍井謙(3年=名古屋U-18/名古屋内定)とDF濃野公人(3年=大津高)のゴールで逆転。関学大がそのまま逃げ切ったことで、大体大の5位が決定した。

 この結果、インカレには関西第1代表で関学大、第2代表でびわこ大、第3代表で阪南大、第4代表で関大が出場することになった。インカレは12月8日に開幕。決勝は来年1月1日に国立競技場で行う。

甲南大 2-3 関西福祉大
[甲]泉彩稀2(82分、85分)
[関]永瀬温大(19分)、杉本蓮(32分)、鄭健司(45分+2)

京都産業大 2-2 阪南大
[京]石原央羅(75分)、西矢慎平(80分)
[阪]松原大芽(8分)、篠畑純也(72分)

大阪学院大 2-0 大阪産業大
[学]澤崎凌大2(19分、39分)

立命館大 3-3 同志社大
[立]市川健志郎(37分)、中野瑠馬(40分)、平川絢大(63分)
[同]鹿取勇斗(2分)、岩岸宗志(22分)、川口優大(88分)

びわこ成蹊スポーツ大 2-1 関西大
[び]石橋克之(15分)、飯尾柊太(43分)
[関]百田真登(29分)

関西学院大 2-1 大阪体育大
[関]倍井謙(21分)、濃野公人(45分+2)
[大]古山兼悟(10分)

■順位表(最終)
1.関西学院大(48)+35
2.びわこ成蹊スポーツ大(42)+2
3.阪南大(41)+2
4.関西大(38)+23
5.大阪体育大(37)+11
6.京都産業大(31)+8
7.関西福祉大(29)-5
8.大阪学院大(26)-9
9.同志社大(24)+1
10.立命館大(24)-13
11.甲南大(19)-30
12.大阪産業大(9)-25

●第100回関西学生L特集

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