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大学最後のリーグ戦は“担架要員”…関学大の京都内定FW木村勇大「インカレで日本一に貢献できるように」

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運営スタッフを務めたFW木村勇大

[11.20 関西学生L後期第11節 関学大2-1大体大 ヤンマーフィールド長居]

 関西学院大のFW木村勇大(4年=大阪桐蔭高/京都内定)は、大学最後のリーグ戦を運営スタッフの担架要員として終えた。ただエースストライカーは、「裏方を知れたのは来年からに向けて、感謝とかに繋がる」と納得顔。「(京都で)特別指定で試合に出させてもらって、どれだけあそこが素晴らしい舞台か分かっている。周りで関わってくれる人がいて、あの舞台が成り立っていると知ることは大事だと思います」と頷いた。

 忙しい1年を過ごした。特に夏場以降、関学大が総理大臣杯の出場を逃したことで7月8月9月を入団が内定する京都サンガF.C.で過ごすと、J1リーグ戦6試合に出場。そこでのパフォーマンスが評価され、9月には欧州遠征を行ったU-21日本代表にも選出された。

 関学大に戻ってからはコンディション調整が続いたが、インカレには万全の状態で臨める見込みだという。「後期なかなか貢献出来なかった中で、最後はチームに貢献しないといけないなと思いますし、今年のチームは日本一を目標に掲げているので、そこに貢献できるようにやっていきたいと思います」。大学生最後の大会で明らかな違いを示す。

(取材・文 児玉幸洋)
●第100回関西学生L特集

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