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三笘らも出場していた大学サッカー風物詩、デンチャレは4年ぶりに有観客で開催へ

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三笘は19年度の大阪大会に全日本大学選抜のキャプテンとして出場した

 大学サッカーの幕開けを告げる風物詩、第37回デンソーカップチャレンジの大会概要が6日に発表になった。今年は茨城県のひたちなか市総合運動公園で開催。2月28日より3月4日までの日程で行う。

 デンソーカップチャレンジは、各地域が選抜チームを編成して激突。大学サッカー界のタレントが集うことで、Jリーグスカウトが多数集結する“品評会”にもなっている。

 大会は昨年度からプレーオフ形式を採用。今年は北海道選抜、東北選抜、北信越選抜、中国選抜、九州選抜が、2月21日から大阪府にあるJ-GREEN堺でプレーオフを戦い、本戦に出場する1枠を争う。

 また2年前から日本高校選抜が参戦していることでも話題を集めている。高校選抜は今冬に行われた全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に先行されたチームで、U-20全日本選抜、関東選抜A、関東選抜B、東海選抜、関西選抜、プレーオフ優勝チーム、プレーオフ選抜と争う本戦に出場する。

 本大会は4年ぶりに有観客での実施。全試合、全会場において、無料で一般公開する予定だという。また候補メンバーも発表になっており、大会にはそれぞれ21人に絞って参加する。

 昨年11月に行われたワールドカップに出場した日本代表メンバーのうち、9人が大学出身選手だった。MF守田英正はデンチャレで大きなアピールに成功し、プロへの道を切り開いた。W杯、そして大会後の活躍で世界的な評価を得ているMF三笘薫ももちろん出場していた大会だ。

 今大会もすでにJリーグ入りが内定するMF山内翔(筑波大3年=神戸U-18/神戸内定)やMF倍井謙(関西学院大3年=名古屋U-18/名古屋内定)、パリ五輪代表候補のMF佐藤恵允(明治大3年=実践学園高)ら金の卵たちが出場を予定。今のうちに目を付けておいても損はないはずだ。
北海道選抜候補
東北選抜候補
北信越選抜候補
中国選抜候補
四国選抜候補
九州選抜候補
U-20大学選抜候補
関東AB選抜候補
関西選抜候補
東海選抜候補
高校選抜

上田綺世(左)と旗手怜央

守田英正

相馬勇紀

●第37回デンソーカップチャレンジサッカー茨城大会特集

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