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[ゲキサカ杯]先月の存続危機乗り越えた國學院大 FC LUZALBAが4強進出の快進撃

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國學院大 FC LUZALBAが4強へ

[3.8 ゲキサカ杯準々決勝 國學院大1-0早稲田大 清瀬内山運動公園]

 國學院大 FC LUZALBAは前半にDF鈴木大輔(1年=藤枝明誠高)が決めたゴールで奪ったリードを守り抜き、早稲田大理工サッカー部を1-0で下した。

 ついこの間まで存続の危機にあったという。2019年にFW堀海斗(4年=北千里高)が立ち上げた新興サークル。ただ中心だった堀ら4年生が卒業することで、11人のメンバーを組むのが難しくなった。

 ただ4年生も多くが出場した先月の全国大会で、準優勝を経験。廃部にするにはもったいない規模にまで成長した。そこで部員の伝手を使えるだけ使い、メンバーをかき集めて、今大会に出場。チーム名は國學院大だが、一番多いのは東海大の学生。何より堀からサークル代表を引き継いだFW北村凌(2年=札幌日大高)が日本大の学生だというから驚きだ。

 本人たちが「ここまで勝ち残るとは思っていなかった」という快進撃。ただここまで来れば、もちろん頂点を狙っている。「伸びしろしかないチーム」と笑う北村は、「どこの大学の人でも受け入れている。どんどん新入生も入ってきてほしい。いい宣伝にしたいです」と心の声を漏らした。

(取材・文 児玉幸洋)
●第1回ゲキサカ杯特設ページ

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