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阪南大DF高木践がホーム不敗継続のVヘッド!!全日本大学選抜が全韓国大学選抜を下す

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DF高木のヘディング弾で全日本大学選抜が勝利した

[3.21 第21回大学日韓定期戦 全日本1-0全韓国 駒場]

 第21回大学日韓定期戦が21日に浦和駒場スタジアムで行われ、全日本大学選抜が全韓国大学選抜に1-0で勝利した。

 大会通算成績は8勝8敗2分。ここまで互いにホームゲーム負けなしが続く因縁の対決が今年も行われた。ただ今年の全日本は、先日行われたデンソーカップチャレンジで関東勢が結果を残せなかったこともあり、優勝した関西選抜のメンバーが中心。例年にないメンバー構成で伝統の一戦に臨んだ。

 全日本のシステムは4-4-2。GK上林豪(明治大2年=C大阪U-18)、DFラインは右から奥田勇斗(桃山学院大3年=G大阪ユース)、高橋直也(関西大3年=G大阪ユース/湘南内定)、高木践(阪南大3年=阪南大高)、岡田大和(福岡大3年=米子北高/札幌内定)。

 中盤は美藤倫(関西学院大3年=東海大大阪仰星高/G大阪内定)と藤井海和(流通経済大2年=流通経済大柏高)がダブルボランチを組み、右MF角昂志郎(筑波大2年=FC東京U-18)、左MF坂岸寛大(新潟医療福祉大3年=横浜創英高)。FWは近藤慶一(名古屋学院大3年=中京学院大中京高/いわきFC内定)と倍井謙(関西学院大3年=名古屋U-18/名古屋内定)が務めたが、倍井は流動的なポジショニングを取った。

 序盤は韓国選抜がペースを掴んだ。しかしFWチョン・ジェサン(檀国大1年)の左クロスの折り返しを、カバーに入っ坂岸がヘディングでクリアするなど、全日本も集中した守りで跳ね返していく。ただ全日本はなかなか攻撃の形に繋げることは出来ず、前半35分の角のサイドチェンジから胸トラップで受けた坂岸が縦の鋭い突破を試みるが、上手くクロスを上げることは出来なかった。

 スコアレスで折り返した後半、全日本は坂岸に代えてMF古長谷千博(常葉大3年=清水桜が丘高)を投入。リズムの変化を求めると後半8分に全日本は左サイドでCKを獲得。角の蹴ったボールに飛び込んだ高木の豪快なヘディング弾で先制点を奪うことに成功する。ゴール後にはWBCで話題を集める『ペッパーミル』パフォーマンスを披露するなど、ノリノリになっていく。

 全日本は交代カードを使いながら、その後も落ち着いた試合運びを見せていく。後半アディショナルタイムに途中出場のFW古山兼悟(大阪体育大2年=立正大淞南高)が放ったシュートが左ポストを叩くなど追加点こそ奪えなかったが、全日本が今年もホーム不敗を継続させる勝利を挙げた。 

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