高卒プロ入りの後輩にも刺激…自身に厳しく向き合う国士舘大FW皆川春輝「満足していないと言うのももったいない」

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[3.19 第3回大学日韓新人戦 国士大 1-0 鮮文大 浦安]
持ち前の突破力を大学サッカーでも発揮すべく、妥協することなく磨きをかけていく構えだ。国士舘大FW皆川春輝(1年=日章学園高)は日韓新人戦でのプレーを「満足していないと言うのももったいないくらい何もできなかった」と厳しく総括した。
皆川は4-4-2の右サイドハーフで先発出場。味方との連係を挟みながら前進するなどゴールに迫り、78分間のプレーで両チーム最多タイとなる3本のシュートを記録した。もっとも試合は国士舘大が終始支配して鮮文大学校をシュート1本に抑えるという展開。皆川は相手サイドバックをサイドに釣り出す「ピン留め」の役割も任せられていたというが、「中に入らせてしまった」。スペースを生み出すことに苦戦し、ボールを握りながらも決定機が限られたことに唇を噛んだ。
高校時代は日章学園高で過ごし、3年時は10番を背負って全国高校サッカー選手権にも出場した。最後の冬は1回戦敗退に終わったものの、先制ゴールを記録する爪痕を残して国士舘大へ進学。エースナンバーを背負った経験もあるだけに数字にはこだわるところだが、Bチームで過ごした1年目に得点量産を果たすまでにはいかなかった。
それでも皆川は「誰かから(良いところを)盗むというより、自分の足りないところに取り組むように」して研鑽を重ね、国士舘大初となる新人戦制覇メンバーになって1年目を終了。また、日章学園の後輩にあたるFW高岡伶颯がサウサンプトン加入を果たし、MF南創太も高卒プロ入り(→仙台)したことで「本当にすごいし刺激になっている」と新シーズンへのモチベーションをさらに高めた様子だ。
自身に向き合い、スキルアップに励んだ1年間。皆川はBチームにとどまらず関東大学リーグでの活躍を今季の目標に掲げながら「馬力あるドリブルでゴールに絡んでいけるように」と意気込んだ。
(取材・文 加藤直岐)
●第98回関東大学リーグ特集
持ち前の突破力を大学サッカーでも発揮すべく、妥協することなく磨きをかけていく構えだ。国士舘大FW皆川春輝(1年=日章学園高)は日韓新人戦でのプレーを「満足していないと言うのももったいないくらい何もできなかった」と厳しく総括した。
皆川は4-4-2の右サイドハーフで先発出場。味方との連係を挟みながら前進するなどゴールに迫り、78分間のプレーで両チーム最多タイとなる3本のシュートを記録した。もっとも試合は国士舘大が終始支配して鮮文大学校をシュート1本に抑えるという展開。皆川は相手サイドバックをサイドに釣り出す「ピン留め」の役割も任せられていたというが、「中に入らせてしまった」。スペースを生み出すことに苦戦し、ボールを握りながらも決定機が限られたことに唇を噛んだ。
高校時代は日章学園高で過ごし、3年時は10番を背負って全国高校サッカー選手権にも出場した。最後の冬は1回戦敗退に終わったものの、先制ゴールを記録する爪痕を残して国士舘大へ進学。エースナンバーを背負った経験もあるだけに数字にはこだわるところだが、Bチームで過ごした1年目に得点量産を果たすまでにはいかなかった。
それでも皆川は「誰かから(良いところを)盗むというより、自分の足りないところに取り組むように」して研鑽を重ね、国士舘大初となる新人戦制覇メンバーになって1年目を終了。また、日章学園の後輩にあたるFW高岡伶颯がサウサンプトン加入を果たし、MF南創太も高卒プロ入り(→仙台)したことで「本当にすごいし刺激になっている」と新シーズンへのモチベーションをさらに高めた様子だ。
自身に向き合い、スキルアップに励んだ1年間。皆川はBチームにとどまらず関東大学リーグでの活躍を今季の目標に掲げながら「馬力あるドリブルでゴールに絡んでいけるように」と意気込んだ。
(取材・文 加藤直岐)
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