[MOM1067]明治大MF藤森颯太(4年)_第五中足骨骨折から復帰の新エースが今季初先発で初ゴール

今季初先発のMF
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.26 東京都サッカートーナメント(天皇杯東京都予選)準決勝 南葛SC1-3明治大 味フィ西]
今季初ゴールが貴重な同点弾になった。前半からボールを保持して進めていた明治大だが、セットプレーから失点して、1点ビハインドで後半に折り返す。
しかし3枚替えを行ってリズムを変えた明大は後半9分、途中出場のDF八巻涼真(2年=浜松開誠館高)とDF内山開翔(2年=帝京長岡高)のコンビで崩して左サイドからクロスを上げると、走り込んだMF藤森颯太(4年=青森山田高)が左足で蹴り込んだ。
「あの形は自分としては苦手ではなくて、どっちかと言うと得意。逆足で上手く子コースに蹴り込めたと思います。クロスの入り方は自分たちはGKとDFの間に入っていったり、ゴール前に飛び込むことを目的とする中で、ちょうどいいボールを出してくれたなという感じです」
藤森は昨年末の大学選手権(インカレ)の準決勝・新潟医療福祉大戦の試合前練習で右足第五中足骨を骨折する大怪我を負った。しかしリハビリを順調にこなしたことで、受傷から約3か月後の東京都サッカートーナメント学生系の部の試合で復帰のピッチに立った。「合わせたわけではないけど、12月末の怪我だったので、普通にやれば開幕は間に合うと思っていた」。
しかし先発はこの日が復帰後初となっていた。この日の自身のプレーについては「評価されないだろうなというパフォーマンスだった」と首を傾げたが、「島野(怜)も怪我で、藤井(陽登)も今日はスタートじゃなくて。主将と副主将がいない中で、4年がプレーでも言葉でも示さないといけないと思った」と社会人チーム相手の逆転勝ちには胸を張った。
大エースの中村草太(広島)が卒業した今季は、攻撃の要として藤森にかかる期待はより大きくなる。そして自身の評価を高めて、プロ入りを掴む年にもなる。そこで藤森も天皇杯を最大のアピールの期待として捉えると、「プロのスピード感を肌で感じられるチャンスが天皇杯。天皇杯に出場して、プロと試合がしたいなと思います」と法政大との大学対決になる決勝に向け、気合を入れ直していた。
(取材・文 児玉幸洋)
●第99回関東大学リーグ特集
●第105回天皇杯特集
[4.26 東京都サッカートーナメント(天皇杯東京都予選)準決勝 南葛SC1-3明治大 味フィ西]
今季初ゴールが貴重な同点弾になった。前半からボールを保持して進めていた明治大だが、セットプレーから失点して、1点ビハインドで後半に折り返す。
しかし3枚替えを行ってリズムを変えた明大は後半9分、途中出場のDF八巻涼真(2年=浜松開誠館高)とDF内山開翔(2年=帝京長岡高)のコンビで崩して左サイドからクロスを上げると、走り込んだMF藤森颯太(4年=青森山田高)が左足で蹴り込んだ。
「あの形は自分としては苦手ではなくて、どっちかと言うと得意。逆足で上手く子コースに蹴り込めたと思います。クロスの入り方は自分たちはGKとDFの間に入っていったり、ゴール前に飛び込むことを目的とする中で、ちょうどいいボールを出してくれたなという感じです」
藤森は昨年末の大学選手権(インカレ)の準決勝・新潟医療福祉大戦の試合前練習で右足第五中足骨を骨折する大怪我を負った。しかしリハビリを順調にこなしたことで、受傷から約3か月後の東京都サッカートーナメント学生系の部の試合で復帰のピッチに立った。「合わせたわけではないけど、12月末の怪我だったので、普通にやれば開幕は間に合うと思っていた」。
しかし先発はこの日が復帰後初となっていた。この日の自身のプレーについては「評価されないだろうなというパフォーマンスだった」と首を傾げたが、「島野(怜)も怪我で、藤井(陽登)も今日はスタートじゃなくて。主将と副主将がいない中で、4年がプレーでも言葉でも示さないといけないと思った」と社会人チーム相手の逆転勝ちには胸を張った。
大エースの中村草太(広島)が卒業した今季は、攻撃の要として藤森にかかる期待はより大きくなる。そして自身の評価を高めて、プロ入りを掴む年にもなる。そこで藤森も天皇杯を最大のアピールの期待として捉えると、「プロのスピード感を肌で感じられるチャンスが天皇杯。天皇杯に出場して、プロと試合がしたいなと思います」と法政大との大学対決になる決勝に向け、気合を入れ直していた。
(取材・文 児玉幸洋)
●第99回関東大学リーグ特集
●第105回天皇杯特集