明治大が法政大との天皇杯出場をかけた決勝へ…背番号7、FW真鍋隼虎が決勝点となる逆転弾「もっと絶対的な選手に」

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[4.26 東京都サッカートーナメント(天皇杯東京都予選)準決勝 南葛SC1-3明治大 味フィ西]
一気の逆転劇になった。0-1で後半に折り返した明治大だが、後半9分にMF藤森颯太(4年=青森山田高)のゴールで追いつくと、同14分、MF林晴己(4年=高川学園高)のスルーパスで抜け出したFW真鍋隼虎(4年=名古屋U-18)が、GKとの1対1を制して試合をひっくり返した。
「今季初めて先制点を取られたけど、その中で立て直して、ハーフタイムにぶつかり合ったりもしたけど、そこで一つの方向を向いてやれた。今日もボールを奪ったら最短最速でゴールに進むという提示があった。奪った瞬間に背後は狙っていたので、狙い通りだったと思います」
真鍋自身は3月の今大会学生系の部の試合では2戦連続で得点していたが、今月に入って開幕した大学リーグの試合では4戦無得点。直近のゲームでは先発落ちも経験していた。「スタメンを外れて、正直悔しかった。その想いをピッチ内で表現したいと思っていました」。
また真鍋に得点がないことを気にしていたという池上寿之監督も「真鍋が抜け出してシュートを打つ時はだいたい入る。あの状態になった時には決まるかなと思った」とホッとした笑みを浮かべた。
プロ入りを意識して今季を過ごすつもりの真鍋だが、現状でプロクラブからの話はないという。そのため、「プロに行くためにもう一回りも二回りも成長しないといけない」と自覚を強めている。背番号7をつけることでも気を引き締める。「去年だったら常盤(亨太=FC東京)さんがつけていて、絶対的な存在だったと思う」と話すと、「自分はまだ絶対的な存在ではないと思うので、もっと明治を背負って戦える選手になりたい」と力を込めた。
天皇杯東京都予選となる東京都サッカートーナメントの決勝の組み合わせは、明治大対法政大の大学生対決に決定。試合は5月10日、味の素フィールド西が丘で14時にキックオフ。天皇杯の組み合わせもすでに決まっており、東京都代表は5月25日に群馬県代表とアースケア敷島サッカー・ラグビー場で対戦。勝利すれば6月11日の2回戦で鹿島アントラーズと対戦する。
(取材・文 児玉幸洋)
●第99回関東大学リーグ特集
●第105回天皇杯特集
一気の逆転劇になった。0-1で後半に折り返した明治大だが、後半9分にMF藤森颯太(4年=青森山田高)のゴールで追いつくと、同14分、MF林晴己(4年=高川学園高)のスルーパスで抜け出したFW真鍋隼虎(4年=名古屋U-18)が、GKとの1対1を制して試合をひっくり返した。
「今季初めて先制点を取られたけど、その中で立て直して、ハーフタイムにぶつかり合ったりもしたけど、そこで一つの方向を向いてやれた。今日もボールを奪ったら最短最速でゴールに進むという提示があった。奪った瞬間に背後は狙っていたので、狙い通りだったと思います」
真鍋自身は3月の今大会学生系の部の試合では2戦連続で得点していたが、今月に入って開幕した大学リーグの試合では4戦無得点。直近のゲームでは先発落ちも経験していた。「スタメンを外れて、正直悔しかった。その想いをピッチ内で表現したいと思っていました」。
また真鍋に得点がないことを気にしていたという池上寿之監督も「真鍋が抜け出してシュートを打つ時はだいたい入る。あの状態になった時には決まるかなと思った」とホッとした笑みを浮かべた。
プロ入りを意識して今季を過ごすつもりの真鍋だが、現状でプロクラブからの話はないという。そのため、「プロに行くためにもう一回りも二回りも成長しないといけない」と自覚を強めている。背番号7をつけることでも気を引き締める。「去年だったら常盤(亨太=FC東京)さんがつけていて、絶対的な存在だったと思う」と話すと、「自分はまだ絶対的な存在ではないと思うので、もっと明治を背負って戦える選手になりたい」と力を込めた。
天皇杯東京都予選となる東京都サッカートーナメントの決勝の組み合わせは、明治大対法政大の大学生対決に決定。試合は5月10日、味の素フィールド西が丘で14時にキックオフ。天皇杯の組み合わせもすでに決まっており、東京都代表は5月25日に群馬県代表とアースケア敷島サッカー・ラグビー場で対戦。勝利すれば6月11日の2回戦で鹿島アントラーズと対戦する。
(取材・文 児玉幸洋)
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