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[関東]川崎Fへの大卒帰還ならずも目標に向かってJ2いわきへ!! 中央大FW田中幹大が決意新た

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FW田中幹大(4年=川崎F U-18)

[9.21 関東大学L第12節 中央大 1-0 日体大 AGFフィールド]

 大卒で古巣に戻ることは叶わなかったが、将来の目標に向かって成長を重ねていく意気込みだ。いわきFCでJ2初アシストを記録した中央大FW田中幹大(4年=川崎F U-18)は、関東大学リーグ後半戦で「数字は他の選手とは違いを見せなきゃいけないと思う」と決意を新たにした。

 川崎フロンターレU-18出身の田中は「(川崎Fに)戻りたかったのはもちろんです」と率直な思いを口にするが、最短での帰還は叶わなかった。そうした中で8月、J2いわきへの来季加入内定が発表された。

「今戻れなかった中でそこに戻るために、ゆくゆくは日本代表とか海外に行くために今一番必要なところだったり、自分の特長を生かせるところがいわきだと思いました。そしてやっぱり、いわきでJ1に上がるためにと決めました」

 いわきはフィジカル強化に定評があり、練習参加する中で「日頃からの意識だったり球際のところだったりというのはこっち(大学)でやっているのとは全然違った」と田中。「大学のレベルでは全部収めるくらいじゃないとやっていけないと思うので、もっともっと伸ばしていけたらなと思います。向こうにいっても遜色なくできるくらい成長していきたい」と意識を高めている。

 すでにJ2で3試合に出場しており、今月13日の北海道コンサドーレ札幌戦ではアシストを記録した。相手が2人退場する珍しい展開でスペースが空いた分やりやすさも感じる一戦だったが、「数字に残ったのはすごい良かった」と安堵の表情。11,053人が集まった札幌ドームでのプレーに「初めてのアウェーで慣れない環境でしたけど、自分のやるべきことは自信を持ってできましたし、あんな大勢のサポーターの前でやることもなかったのですごい良い経験になった」と話し、今後に繋がる試合になったようだ。

 そうしたいわきやJ2でのプレーで「ランニングだったりボールを守るところ、ゴールに向かう姿勢というのはプロでもやっていけるなと思った」と手応えを感じた一方、外国人DFともマッチアップする舞台でフィジカル面に課題を感じた様子。「いわきはフィジカルのところは特化しているので、しっかりレベルアップしていきたい」と屈強なストライカーを目指す考えだ。

 今後は21日に再開した関東大学リーグでのプレーがメインになるようだ。その初戦となった日本体育大戦では相手を背負うプレーや外に流れてのチャンスメイクなどで攻撃を牽引していったが、「Jでやっているところは自信にもなりますけど、違いを見せなきゃならないというのもあります」と強調し、「いわきでやったことをこっちでさらにレベルアップさせてやるのが必要だった」と総括する。何よりもゴールを奪えなかったことを反省した。

「やっぱりFWとしてゴールはもっともっとやっていかなきゃダメですし、そこが一番求められているところなのでその点に関してはダメだったかなと思います。数字は他の選手とは違いを見せなきゃいけないと思うので、もうちょっと結果にこだわってやっていきたいなと思います」

 中央大の同期には川崎F内定でJ1デビューも果たしたFW持山匡佑(4年=静岡学園高)もいる。田中は悔しさを感じつつも「そこはしっかり受け止めて、良い例が隣にいるので普段からライバル視して盗めるところは盗んでやっていけている」と切磋琢磨している様子。厳しいプロの世界で高みを目指すべく、中央大で自己研鑽に励み続ける姿勢だ。

(取材・文 加藤直岐)

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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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