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[MOM1115]筑波大MF矢田龍之介(1年)_優勝へ王手をかける決勝ゴール!「決められてよかった」U-22代表監督“御前弾”

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[11.1 関東大学L1部第20節 筑波大2-0国士舘大 筑波大学第一サッカー場]

 勝ち点1差で迎えた2位・国士舘大との大一番に筑波大が2-0で勝利し、2年ぶりの優勝に王手をかけた。

 チームを勇気づける先制点になった。立ち上がりから主導権を握ってゲームを進めていた筑波大は前半36分、MF山崎太新(4年=横浜FCユース)の左クロスから生まれたこぼれ球をボレーで合わせたMF矢田龍之介(1年=清水ユース)の先制点が決まった。

 中央でボールを受けた矢田が左サイドの山崎に展開。そしてゴール前に入ってこぼれ球を押し込んだというゴールだった。「下で作ってゴール前に入っていって点を取るというのを体現できたかなと思います」。練習の成果が発揮できたことに納得の表情を浮かべた。

 会場にはU-22日本代表の大岩剛監督の姿があった。現在19歳の矢田は今夏のU-20ワールドカップへの出場は叶わなかったが、U-22日本代表が行った7月のウズベキスタン遠征と9月のミャンマー遠征には飛び級で招集を受けていた。

 この日の試合後には、大学の大先輩にもあたる大岩監督とにこやかに会話をかわす場面もみられた。「大岩ジャパンで取り組んでいる8番ポジションのことを言われた。インサイドハーフは結果が求められるので、大岩さんの前で点を決められたことはよかったです」。

 2位に勝ち点4差をつけたことで優勝に大きく近づいたが、まだ一騎打ちに決着がついたわけではない。次週にホームで行う流通経済大とのダービーマッチに勝利することで、自力で優勝を決めるつもりだ。また最下位に沈む流経大ことから、優勝と降格を決める大一番になる可能性があるが、対流経大をみると、前期の対戦では引き分け。天皇杯予選では勝利しながらも苦戦した思い出がある。

 矢田も「何で最下位にいるんだろうと思う。やり辛いチーム」と警戒する。その上で「国士に勝てて一安心ですけど、まだ優勝したわけじゃない。(流経戦は)難しい試合になるとは思うけど、そこに向けてしっかりと準備していきたい」と気合を入れ直した。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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