[MOM1155]関東選抜B MF長田叶羽(中央大1年)_中盤で差をつけた「上手くて戦えるボランチ」
関東選抜Bのボランチ、MF
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.25 デンチャレ グループB第1節 高校選抜 0-3 関東選抜B グリーンG刈谷]
関東選抜Bが序盤から日本高校選抜を呑み込むような戦い。ほとんど特長を出させず、3-0で快勝した。特に差をつけていたのが、中盤の攻防。MF長田叶羽(中央大1年=G大阪ユース)は強みを随所で発揮し、高校生との勝負を制していた。
雨と荒れたピッチ。難しいコンディションだったが、長田は相手のアプローチが届かないようにボールを守りながら運び、動かした。「普段、関東リーグでやってる分、あそこの強度っていうのは、普段よりか今日はそんなに高くなかったですし、余裕持ってプレーできたかなと思います」。ともに技術力の高い長田とMF日隠ナシュ大士(産業能率大3年=堀越高)のダブルボランチが攻撃をコントロール。高校選抜は前からボールを奪いに行けなかった。
「ピッチコンディションもそんな良くなくて、ミスがないように後ろからどんどん長いボール使ってっていう展開にはなるのかなと思ってたんですけど、監督にも落ち着かせられるところは落ち着かせて欲しいっていうのは指示をもらっていたんで、(自分の)持ち味でもあるんで、それは少しは出せたかなと思います」。191cmFW小林俊瑛(筑波大3年=大津高)を活用した攻撃に頼るのではなく、ボールも支配し続けたことで相手に流れを与えなかった。
加えて、長田は読みと高めてきた強度も活かし、セカンドボールの回収でも大きく貢献。「相手の特長としては、前線が競ってセカンド拾って、そこからサイド攻撃っていう形だったと思うんで、そこをボランチとして防げるところは防げたかなと思います」。後半の苦しい時間帯でボールを引き出す回数が減ったことを反省。それでも、チームが目指す「相手を圧倒して勝つ」ことを体現して白星スタートを切った。
「(自分たちは)大学サッカーのトップリーグというか、関東リーグの代表として、やっぱ高校生相手には圧倒しないといけないし、どの地域に対しても圧倒しないといけないといけない。それは入りから全員が示したかなと思います」と微笑んだ。
長田は強豪・G大阪ユースで10番を背負っていた技巧派ボランチ。U-15、U-16、U-17、U-18と各年代の日本代表歴を持ち、キャプテンマークも巻いていた注目株だ。身長170cmと特別なサイズがなく、トップチーム昇格をすることはできなかったが、高校3年時には急激にハードワークする姿勢が高まり、「上手くて戦える選手」に変貌していった。
長田はいくら上手くても、強度が不足していればプロにはなれないと感じていた。変わるきっかけになったのは、高校2年から高校3年になる頃の時期。「今、(G大阪の)トップでコーチをしている明神(智和/元日本代表MF)さんに同じポジションなんでよく話をさせてもらった時に、守備のところでほんとに一流の選手なんで見本にさせてもらって、成長できたかなと思います」。大学進学後、公式戦を経験しながらその強度をさらに向上させて、1年生ながらタレント揃いの関東選抜に加わるまでになった。
2026年は結果にもこだわっていく。昨年は総理大臣杯で1得点を記録したが、関東大学1部リーグは16試合に先発しながら無得点に終わっている。「本当に今年、自分が変わったところを見せたい」。この日の後半、シュートにチャレンジしていたが、より質を上げることに取り組んでいく。
そのMFは今回のデンソーカップチャレンジでチャンスを掴む意気込みだ。「もちろん1年生っていう立場ですけど、ほんとに学年関係ないと思いますし、良ければプロになれると思っている。それは自分で掴むかどうかだと思うんで、自分のプレーを出して、知ってもらえるように頑張っていきたい。自分が最大限出してれば自ずと結果は出てくると思うんで、まずはこの大会、関東Bを優勝させられるように、まずはそこを目指して頑張っていきたい」。チームの優勝に貢献し、全日本大学選抜入りやプロ入りに一歩前進する。
(取材・文 吉田太郎)
●第40回デンソーカップチャレンジ特集
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[2.25 デンチャレ グループB第1節 高校選抜 0-3 関東選抜B グリーンG刈谷]
関東選抜Bが序盤から日本高校選抜を呑み込むような戦い。ほとんど特長を出させず、3-0で快勝した。特に差をつけていたのが、中盤の攻防。MF長田叶羽(中央大1年=G大阪ユース)は強みを随所で発揮し、高校生との勝負を制していた。
雨と荒れたピッチ。難しいコンディションだったが、長田は相手のアプローチが届かないようにボールを守りながら運び、動かした。「普段、関東リーグでやってる分、あそこの強度っていうのは、普段よりか今日はそんなに高くなかったですし、余裕持ってプレーできたかなと思います」。ともに技術力の高い長田とMF日隠ナシュ大士(産業能率大3年=堀越高)のダブルボランチが攻撃をコントロール。高校選抜は前からボールを奪いに行けなかった。
「ピッチコンディションもそんな良くなくて、ミスがないように後ろからどんどん長いボール使ってっていう展開にはなるのかなと思ってたんですけど、監督にも落ち着かせられるところは落ち着かせて欲しいっていうのは指示をもらっていたんで、(自分の)持ち味でもあるんで、それは少しは出せたかなと思います」。191cmFW小林俊瑛(筑波大3年=大津高)を活用した攻撃に頼るのではなく、ボールも支配し続けたことで相手に流れを与えなかった。
加えて、長田は読みと高めてきた強度も活かし、セカンドボールの回収でも大きく貢献。「相手の特長としては、前線が競ってセカンド拾って、そこからサイド攻撃っていう形だったと思うんで、そこをボランチとして防げるところは防げたかなと思います」。後半の苦しい時間帯でボールを引き出す回数が減ったことを反省。それでも、チームが目指す「相手を圧倒して勝つ」ことを体現して白星スタートを切った。
「(自分たちは)大学サッカーのトップリーグというか、関東リーグの代表として、やっぱ高校生相手には圧倒しないといけないし、どの地域に対しても圧倒しないといけないといけない。それは入りから全員が示したかなと思います」と微笑んだ。
長田は強豪・G大阪ユースで10番を背負っていた技巧派ボランチ。U-15、U-16、U-17、U-18と各年代の日本代表歴を持ち、キャプテンマークも巻いていた注目株だ。身長170cmと特別なサイズがなく、トップチーム昇格をすることはできなかったが、高校3年時には急激にハードワークする姿勢が高まり、「上手くて戦える選手」に変貌していった。
長田はいくら上手くても、強度が不足していればプロにはなれないと感じていた。変わるきっかけになったのは、高校2年から高校3年になる頃の時期。「今、(G大阪の)トップでコーチをしている明神(智和/元日本代表MF)さんに同じポジションなんでよく話をさせてもらった時に、守備のところでほんとに一流の選手なんで見本にさせてもらって、成長できたかなと思います」。大学進学後、公式戦を経験しながらその強度をさらに向上させて、1年生ながらタレント揃いの関東選抜に加わるまでになった。
2026年は結果にもこだわっていく。昨年は総理大臣杯で1得点を記録したが、関東大学1部リーグは16試合に先発しながら無得点に終わっている。「本当に今年、自分が変わったところを見せたい」。この日の後半、シュートにチャレンジしていたが、より質を上げることに取り組んでいく。
そのMFは今回のデンソーカップチャレンジでチャンスを掴む意気込みだ。「もちろん1年生っていう立場ですけど、ほんとに学年関係ないと思いますし、良ければプロになれると思っている。それは自分で掴むかどうかだと思うんで、自分のプレーを出して、知ってもらえるように頑張っていきたい。自分が最大限出してれば自ずと結果は出てくると思うんで、まずはこの大会、関東Bを優勝させられるように、まずはそこを目指して頑張っていきたい」。チームの優勝に貢献し、全日本大学選抜入りやプロ入りに一歩前進する。
(取材・文 吉田太郎)
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