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[C☆voice_25]早稲田大DF野田明弘「インカレにいくしかない」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第25回は大学サッカー界を代表する名門・早稲田大の右SBを担ってきたDF野田明弘選手(4年=広島ユース)です。高精度の右足からゴール、そしてアシストと対戦相手の脅威となってきた好タレント。そのサッカーにかける意気込みとは?

―総理大臣杯予選は流通経済大にPK負け。残念な敗退だった
「最近は全国大会に出ていないし、その分自分たちの代が出てやろうと思っていた。最後の失点の部分や球際の強さの部分だったり最後そういうところで勝たなければ。口で言うのは簡単だけれど、チーム全員でやらなければ負けてしまう。でも切り替えてインカレにいくしかない。いい試合を常にしていけるようにしていかなければならないと思う」

―流通経済大戦では直接FKでのゴールにドリブルシュートでのゴールも決めた
「1本目(FK)はその前のキックを外してしまっていたし、時間帯(前半終了間際)を考えても絶対に決めないといけないと。2本目(右サイド距離の長い位置からの右足シュート)に関してはあの距離、角度は自分のテリトリー」

―自分の考えている長所とは?
「足元。止めて蹴るというところや運動量は自分の長所。上でやるためには局面で突破できる力は必要になる。流大戦のゴールは理想のプレーができたと思うし、こういうプレーを増やすことによってプロに近づいていけると思う」

―課題について
「自分はDFなのでそこで負けると失点してしまう。そういう面ではもっと強いフィジカルが必要だと感じていた。足りないところを埋めるためにトレーニングしてきたが、それが間違いでなかったことを確認することができた。自分は前への配球、起点となることができる。右足のキックとドリブル、プラスの部分を出していければと思う」

―将来の目標は
「就活はしていないし、プロに絞ってやっている。サッカーでいけるところにいきたい。チームの目標を達成しないと、自分の目標も達成できない。しっかり結果を残すことにこだわっていきたい」

(取材・文 吉田太郎)

連載:「College star voice」

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