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[C☆voice_38]愛知学院大GK本永絃「新人賞を狙っていきたい」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第38回は愛知学院大のGK本永絃(1年=東京学館新潟高)です。昨年はナショナルGKキャンプメンバーにも選出された本永選手、東京学館新潟高から進学した愛知学院大では、ルーキーながら開幕戦に先発GKとして出場。そして今回、イタリア遠征に臨む全日本大学選抜U-20入りをめざす東日本地区選考会に、GKとしては関東勢以外から、ただ一人選出されました。大学に入学してから約1ヵ月が経つ中で、見えてきた課題と本永選手の掲げた大学サッカー初年度での目標とは?

―選考会でのプレーを振り返って。
「声も出せたし、キャッチも安定していたと思います。でもクロスに積極的に出れなかったので、そこは課題ですね。クロスとかCKはもっと積極的に前に出たかったです」

―手応えはあったけど、課題も見えた?
「そうですね。状況判断で味方がきついときに、落ち着かせることができれば良かった。すぐに蹴ってしまっていたので、試合中の判断があまり良くなかったかなと思います」

―所属先では開幕戦から出場を?
「開幕戦は先発でしたが、2節はメンバーから外れてしまいました。ここから頑張らないといけないと思っています」

―自身のコンディションは?
「順調じゃないです。不調ですね……。自分が思うプレーができない。どこかで萎縮してしまっているので」

―高校と大学での違いはどこに感じるか?
「シュートの速さにまだ慣れないですね。そういうところもあって萎縮してるのかもしれないです」

―そういう課題を克服するためには?
「まだ体がヒョロヒョロなので。体づくりをして筋力が上がれば、いろいろ変わってくると思う。そこを意識してやっていきたいです」

―今季の個人的な目標は?
「新人賞を狙って、それでデンソーカップの選抜に入れるようにやっていきたい。チームでも優勝したいので頑張りたいです」

(取材・文 片岡涼)

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