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WEリーグ開幕戦はINAC神戸が5-0完勝!! 13年目FW高瀬、17歳FW浜野が揃って2ゴール

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INAC神戸が5-0で圧勝

[9.12 WEリーグ第1節 I神戸5-0大宮 ノエスタ]

 日本初の女子プロリーグ『WEリーグ』が12日、開幕した。注目の初戦はINAC神戸レオネッサ大宮アルディージャVENTUSが対戦し、I神戸が5-0で圧勝。前半4分にFW高瀬愛実が第1号ゴールを挙げると、17歳FW浜野まいかの2得点などで着実に加点し、初代女王獲得に向けて好スタートを切った。

 過去3度のなでしこリーグ優勝を誇るI神戸と、WEリーグ発足に向けてFC十文字VENTUSを母体に新設された大宮による開幕戦。まずは前半2分、大宮はMF野口彩佳がミドルレンジからの左足キックでリーグのファーストシュートを放ったが、これが枠を外れると、その後はI神戸が一方的に主導権を握った。

 試合が動いたのは前半4分。I神戸はMF阪口萌乃からのフィードに抜け出したMF成宮唯が右サイドを駆け上がり、積極的にシュートを放つと、大宮GK望月ありさに阻まれたボールは左ポストに弾かれる。だが、I神戸一筋13年目の高瀬がこれを拾って再びシュート。振り向きざまに落ち着いて決め、記念すべきWEリーグ第1号ゴールを記録した。

 なおも止まらないI神戸は前半12分、MF中島依美のフィードにMF杉田妃和が抜け出し、左サイドを突破。折り返しのボールに17歳の浜野が合わせて追加点を奪った。同41分には、杉田のスルーパスに反応した阪口が折り返すと、オウンゴールで3点目。さらに同45分、杉田のクロスから浜野がヘディングで叩き込み、4-0で前半を終えた。

 ハーフタイム明けもI神戸のペースは変わらない。後半6分、ゴール前に攻め込んだ杉田のシュートはクロスバーに直撃するも、同12分には阪口のスルーパスに反応した高瀬がGKとの1対1を制し、リードを5点に広げた。

 対する大宮は古巣大戦のMF仲田歩夢を中心になんとかゴールに迫ろうとするが、攻守にハードワークを続けるI神戸守備陣を崩せない。それでも後半27分、ハットトリックを狙った浜野のシュートには望月がスーパーセーブを見せ、さらなる失点は許さなかった。そのまま試合はタイムアップ。WEリーグ開幕戦はI神戸の圧勝に終わった。

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