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千葉LがMF田中真理子&FW大澤春花の前半2発でホーム初白星!! 浦和はエース菅澤の反撃及ばず2連敗

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前半3分に先制点を決めた千葉LのMF田中真理子(写真中央)

[10.31 WEリーグ第7節 千葉L 2-1 浦和 フクアリ]

 WEリーグは31日、各地で第7節を行い、7位ジェフユナイテッド市原・千葉レディースはホームで、3位三菱重工浦和レッズレディースと対戦し、2-1で勝利した。千葉Lは今季2勝目でホーム初白星。浦和は前節のサンフレッチェ広島レジーナ戦(●1-2)に続く、2連敗となった。

 試合はいきなりホームチームが動かす。前半3分、左サイドからペナルティーエリア内に投じたスローインを、MF南野亜里沙、FW大澤春花と繋ぎ、最後はMF田中真理子がフィニッシュ。千葉Lが幸先よく先制に成功した。
 
 開始早々リードを許した浦和も、パスを細かく繋ぎボールを握ると、徐々に試合の流れを掴む。前半8分には、MF猶本光が左サイドから右サイドにボールを展開。DF清家貴子にボールを預け、ペナルティーエリア内で再びボールを受けると、ダイレクトでゴールを狙った。しかし、この強烈なシュートはサイドネットに。その後は決定打に欠け、ゴールを奪うことができない。

 すると前半42分、千葉Lに追加点が生まれる。MF藤代真帆が右サイドからゴール前に送ったクロスを、大澤がヘディングシュート。一度は浦和のGK池田咲紀子に阻まれるも、ボールがこぼれたところ大澤が素早く反応し、ゴールに押し込んだ。前半終了間際にリードを2点に広げた。

 2点を追う浦和は、後半開始とともに清家と塩越に替えて、DF長嶋玲奈、MF遠藤優を投入。その遠藤やFW菅澤優衣香がゴールに迫るなど、後半も試合の主導権を握る。

 負けられない浦和はエースが反撃に出る。後半29分、左サイドでボールを受けたDF佐々木繭がゴール前に鋭いクロス。ペナルティーエリア内でバウンドし、スリップしたボールに菅澤が足を伸ばしてネットを揺らした。

 その後も怒涛の攻めを見せた浦和だったが、あと一歩及ばず。ホームの千葉Lが2-1で逃げ切った。千葉は7位から5位に浮上。浦和は4位に順位を落としている。

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