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WEリーグ杯初代女王は浦和! 残り15分で3点猛追、PK戦制して戴冠

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三菱重工浦和レッズレディース

[10.1 WEリーグ杯決勝 浦和 3-3(PK4-2) 東京NB 味フィ西]

 WEリーグカップの決勝が1日に行われ、三菱重工浦和レッズレディースが3-3で突入したPK戦の末、日テレ・東京ヴェルディベレーザを下し、初代女王に輝いた。

 グループステージを無敗で勝ち上がった両チームの一戦。試合は前半25分に東京NBが動かす。左からのクロスにFW植木理子がダイビングヘッド。シュートはクロスバーを叩くも、セカンドボールにも頭から飛び込み、ゴールネットを揺らした。

 さらに、東京NBは前半29分、FW藤野あおばが前線からプレスをかけてボールを奪うと、そのままゴール前まで持ち込みラストパス。植木が滑り込みながらゴールに突き刺し、追加点を挙げた。

 試合は東京NBの2点リードで前半を折り返すと、後半27分にリードを広げる追加点。フリーキックの流れからペナルティーエリア内でボールを握ると、ボックス内右からDF村松智子が技ありのシュートを決めて3点差とした。

 3点を追う苦しい展開となった浦和。しかし、後半30分にMF清家貴子が反撃の狼煙をあげる。左サイドでボールを受けた清家は、強みのスピードを活かして一気に突破。ペナルティーエリア内に持ち込み、右足でゴール右に決めて見せた。

 1点を返して勢いをつけた浦和は後半31分、左サイドからのコーナーキックでゴール前が混戦状態になると、最後はMF安藤梢が押し込んで1点差に。さらに、後半39分にエースのFW菅澤優衣香がPKを沈めて同点。試合は3-3でPK戦に突入した。

 先攻の東京NBが2人失敗したのに対し、後攻の浦和は4人全員が成功。浦和が4-2でPK戦を制し、初優勝を果たした。

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