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英紙が選ぶ世界最高の女子プレイヤー“100選”の71位以降が発表!! なでしこジャパンからも3人がランクイン

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 22日、イギリス『ガーディアン』が選ぶ2022年の世界女子ベストプレイヤー100選のうち、71位から100位が発表された。日本からは、日本女子代表(なでしこジャパン)のMF長谷川唯、MF杉田妃和、MF熊谷紗希の3人が選出。英紙は次のように評価している。

 今夏、ウエスト・ハムウィメンからマンチェスター・シティウィメンに加入した長谷川は、初のランクインで73位。英紙は、その移籍が評価を得るきっかけとなったと明言し、「長谷川はウエスト・ハムで見せたように、前に出てゴールを決めることもできるし、ゴールを生み出すこともできる。このような才能ある選手が、ヨーロッパのトップクラブへステップアップし、チームの攻撃的なプレーにどれだけ影響力を発揮できるかを示すのは、とても新鮮なこと」とした。

 NWSL(アメリカ)のポートランド・ソーンズでプレーする杉田は、89位で初のトップ100入り。記事内では、「今季のNWSLで最高の契約の1つ」と紹介され、「2022年のポートランド・ソーンズの成功にとても重要な存在であった。25歳の彼女は攻撃に貢献し、中盤から5ゴール4アシストでレギュラーシーズンを終えた」と存在感は抜群だった模様。「彼女の緊密なコントロールとディフェンスを振り切るパスの能力は、日本のプレースタイルの典型だ」「世界のトップリーグの一つで杉田がどれだけ成長するのか楽しみだ」としている。

 なでしこジャパンの主将で、バイエルン女子に所属する熊谷は、前回の41位からランクダウンの92位。それでも英紙は、「トップ50から外れ、トップ100の下位に沈んだが、この日本のレジェンドはゲームを簡単にコントロールすることができるため、見る者を魅了し続けている」と評価し、「今季は常にスタメンというわけではなかったが、ベンチに置いておくには悪くない選手。中盤ではチームのためにゴールやアシストをする能力を持っている」と紹介した。

 なお、アジアサッカー連盟(AFC)加盟国からは、オーストラリア女子代表DFエリー・カーペンター(リヨン)が71位、韓国女子代表MFチ・ソヨン(水原)が85位でランク入りしている。

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