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東京NB三浦成美のアメリカ移籍が決定「ここには言葉で表せないような特別な想いがあります」

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アメリカへと旅立つ日テレ・東京ヴェルディベレーザMF三浦成美(写真は21年のもの)

 日テレ・東京ヴェルディベレーザは8日、MF三浦成美がアメリカNWSLのノースカロライナ・カレッジに完全移籍することを発表した。

 1997年7月3日生まれの25歳は、中学時代からメニーナでプレーし、16年にベレーザに昇格。4度のなでしこリーグ制覇や5度の皇后杯制覇を経験するなど、チームの主軸としてプレー。各年代別代表にも名を連ね、18年にデビューしたなでしこジャパンでは通算31試合1得点を記録している。

 三浦はクラブを通じて、以下のようにコメントしている。

「このたび、アメリカのノースカロライナ・カレッジへ移籍することになりました。まず突然のご報告とシーズン途中での移籍となってしまい、申し訳ないです。

 チーム状態も良くなってきて、これからリーグの後期が始まるという中で難しい決断にはなりましたが、しっかりと自分で考え、決断しました。

 このクラブには小学生の時からスクールで通っていたので、14年間お世話になりました。毎日坂の上のグラウンドに通い、男女混合で色んな世代が集うこの場所でボールを蹴るのが大好きでした。ここには言葉で表せないような特別な想いがあります。

 メニーナ、ベレーザと緑のユニフォームを着て闘えたことは私の誇りです。サッカーに本気で向き合い、常に成長を追求し、何よりサッカーを楽しむ集団です。そんな選手、スタッフが大好きです。ここまで一緒にプレーしてくれた仲間にも心から感謝しています。

 試合に出られない時期や勝てない時期もありましたが、みんなにたくさん助けられました。先日の皇后杯の優勝も心の底から嬉しかったです。

 新天地でもここで学んだことを存分に活かして、何がやれるか、何が足りないか、常に成長を求めて頑張りたいと思います。どこへ行ってもいくつになっても緑の血を大切にサッカーをしたいです。

 長くなりましたが、12歳から25歳に至るまで、私を育てて下さった指導者の方々、クラブ関係者の方々、家族に心から感謝しています。
 またパートナー企業のみなさま、どんなに苦しい時期でも拍手して応援して下さったファン・サポーターのみなさま、ホームタウンのみなさま、本当にありがとうございました。
 離れる身ではありますが、このチームは最高です!後期のベレーザも応援を宜しくお願いします。」

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