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早くも解任危機!? ベニテス招へいのチェルシーは、敵地でウエスト・ハムに完敗

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 プレミア・リーグは1日、第15節を行い、昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)王者のチェルシーは、敵地でウエスト・ハムとのロンドンダービーを戦った。前半にMFフアン・マタのゴールで先制したチェルシーだったが、後半18分には元チェルシーのFWカールトン・コールに同点ゴールを許してしまう。さらに試合終盤には途中出場したMFモハメド・ディアメ、FWモディボ・マイガの2人にゴールを許し、1-3で敗れ、監督就任後、2試合連続でスコアレスドローだったラファエル・ベニテス監督は、早くも解任が囁かれている。

 立ち上がりは悪くなかった。前半13分、FWフェルナンド・トーレスが右サイドから折り返したボールを、フアン・マタが決めて先制した。指揮官と同郷のスペイン人コンビが、ベニテス監督就任後のチーム初ゴールを記録したが、その後は好機を生かせなかった。

 後半は、ホームのウエスト・ハムが攻勢に出る。後半18分にカールトン・コールにヘッドで同点ゴールを決める。勢いづくウエスト・ハムは交代で起用された選手が活躍を見せた。後半41分にはカールトン・コールのパスからフリーになっていたディアメが強烈なシュートを決めて逆転する。さらに後半ロスタイムにも、DFアシュリー・コールのミスからマイガが追加点を挙げて、3-1で勝利した。

 クラブに初めての欧州CLのタイトルをもたらしたロベルト・ディ・マッテオ監督を解任し、ベニテス監督を招へいしたチェルシー。だが、ここまでは2分1敗1得点3失点と、期待に応える結果は全く出せていない。


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