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新監督初陣で初の先発落ち…清武「何が理由か分からない」

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 ブンデスリーガは20日、第18節3日目を行い、MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクはホームでハンブルガーSVと対戦し、1-1で引き分けた。ミヒャエル・ウィージンガー新監督の初陣で今季初のベンチスタートとなった清武は1-1の後半31分から途中出場を果たしたが、劣勢の試合展開の中、守備に追われる時間が目立った。

 体調不良で欠場した昨年12月8日のデュッセルドルフ戦を除けば前半戦は17試合中16試合に先発していた清武。3ゴール5アシストを記録し、新加入ながらチームの主力として活躍していたが、後半戦初戦はまさかのベンチスタートとなった。

 練習でも主力組から外れていたという清武は「そんな匂いはしていた」と言う。「(先発落ちを言われたのは)今日の試合前だけど、何が理由か分からない。体調の問題? 全然ない」と、戦術的な理由で新監督の構想から外れたようだ。

 清武に代わって右サイドで先発した21歳のMFロベルト・マクは果敢に縦に仕掛け、決定機にも絡んだ。後半31分に投入されたポジションは左サイド。試合後も不満を隠せない清武だったが、「とりあえずは負けなくてよかった」と振り返り、「(先発から)外れたことでもう一回新しい気持ちで頑張りたい。やることは決まったし、またすぐ金曜日に試合があるので、また頑張ります」と、25日のドルトムント戦へ気持ちを切り替えていた。

(取材 了戒美子)

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