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IOCがパク・チョンウへの銅メダル授与を決定

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 国際オリンピック委員会は12日、昨夏のロンドン五輪男子サッカー3位決定戦で日本に2-0で勝った直後、竹島(韓国名:独島)の韓国領有権を主張するメッセージを掲げたMFパク・チョンウに対し、銅メダルを授与することを決めた。同時に同選手と韓国オリンピック委員会に厳しい警告と再発防止を指示。朝鮮日報によると、パク・チョンウの銅メダル授与式は韓国国内で行われる予定だという。

 パク・チョンウは五輪3位決定戦の試合直後に「独島は我々の領土」と韓国語で書かれた紙を観客席にいたファンから渡され、それを掲げてスタジアム内を走った。国際オリンピック委員会はこれをオリンピック憲章で禁止している政治的行為・活動の可能性があるとしてパク・チョンウの銅メダル授与を保留し、表彰式参加を拒否。表彰式では場内に選手一人ひとりの名前が背番号順に読み上げられ、壇上で一人ずつメダルを授与されたが、欠席したパク・チョンウの名前は呼ばれなかった。

 国際オリンピック委員会は今月11日、パク・チョンウが出席する中で聴聞会と懲戒委員会を開催。そして12日、五輪3位決定戦から半年の期間を経てメダル授与が決定した。なお、国際サッカー連盟(FIFA)は、昨年12月にパク・チョンウに対して2試合の国際試合出場停止処分と、3500スイスフラン(約31万円)の罰金処分を発表している。

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