beacon

乾が今季5アシスト目、大前との日本人対決制す

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.4 ブンデスリーガ第32節 フランクフルト3-1デュッセルドルフ]

 ブンデスリーガは4日、第32節2日目を行い、MF乾貴士の所属するフランクフルトはFW大前元紀の所属するデュッセルドルフと対戦し、3-1で勝った。1-0の後半5分に乾がCKから追加点をアシスト。乾、大前ともに先発出場した日本人対決は、乾に軍配が挙がった。

 フランクフルトは前半30分、FWラキッチのシュートがGKに弾かれたところをMFアレクサンダー・マイヤーが押し込み、先制点。1点リードで後半に折り返すと、その立ち上がりの5分、乾の右CKにラキッチが頭で合わせ、2-0とリードを広げた。1月26日のホッフェンハイム戦(2-1)以来、13試合ぶりとなる乾の今季5アシスト目で完全に試合の主導権を握った。

 乾は後半23分に交代。終盤は1部残留へ崖っ縁のデュッセルドルフが猛攻を仕掛け、後半33分に1点を返したが、あと一歩及ばず。逆にフランクフルトは後半42分にマイヤーのこの日2点目で3-1と突き放した。

 大前は移籍後初先発となった4月20日のハンブルガーSV戦で開始直後に右足くるぶし付近を裂傷する負傷を負い、前半17分で交代。2試合ぶりの復帰戦となったこの日は初のフル出場を果たしたが、初ゴールを挙げることはできなかった。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2012-13特集

TOP