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[国内杯]本田が120分フル出場、CSKAは延長戦制し決勝進出

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[5.7 ロシア杯準決勝 ロストフ0-2CSKAモスクワ]

 ロシア杯準決勝が7日に行われ、日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワは敵地でロストフと対戦した。延長戦にまでもつれ込んだ一戦は、CSKAが2-0で制し、決勝進出を決めた。決勝では8日に行われる準決勝のもう1試合、ゼニト・サンクトペテルブルク対アンジ・マハチカラの勝者と対戦する。

 本田は4-4-2の右MFでの先発となった。前半最大のチャンスは33分、ゴール前でFKを獲得したCSKAは、本田が直接ゴールを狙う。しかし枠内に飛んだシュートはGKに弾き出され、ゴールラインを割ることはなかった。

 後半に入ってもなかなかスコアが動かない。25分に本田のFKからCSKAがゴール前に詰めるが、シュートまで持ち込むことは出来なかった。

 後半35分には両チームの選手1人ずつにレッドカードが提示され、10人対10人の争いとなった一戦。90分で決着がつかず、延長戦にもつれ込んだ。

 すると延長前半15分、左サイドからのクロスをFWドゥンビアが角度のないところから頭で押し込み、ようやく1点を先行した。延長後半に入っても、本田が6分に自らエリア内に切り込み右足でシュートを放つなど、最後まで積極的な姿勢を見せた。

 終了間際にロストフにゴールネットを揺らされるが、オフサイドで取り消し。逆に同ロスタイムにカウンターからFWアーメド・ムサがゴールを奪いリードを広げた。激戦を制したCSKAが決勝に駒を進めている。

 なお、本田は故障から復帰後初のフル出場を果たした。可能性を感じさせるプレーを随所に見せるなど、徐々にコンディションが戻ってきているようだ。


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