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優勝を喜び、監督の勇退を寂しがるユナイテッドイレブン

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 プレミア・リーグは12日に第37節を行い、マンチェスター・ユナイテッドはスウォンジー・シティに2-1で勝利した。試合後、優勝トロフィーを受け取った選手たちのコメントをユナイテッドの公式HPが伝えている。

 キャプテンのDFネマニャ・ビディッチは「今日は特別な日だね。トロフィーを受け取ったという意味ではハッピーだけれども、監督が去るという意味では悲しい日だ。ファーガソン監督がドレッシングルームに来ないのは奇妙に感じるだろう。ユナイテッドはビッグクラブだし、これからもそうだけれど、長年いた監督がいなくなるのは悲しいね。監督は最後の日でも勝とうとしていたし、僕たちが試合に臨む時は、そういう必ず勝ちたいという気持ちで戦わなければならないと教えてくれた」と、ファーガソン監督が去ることを寂しがった。

 また、引退を発表したMFポール・スコールズは、「素晴らしい日だね。試合に勝てたわけだから。それが大事だよ。今日は祝うつもりだし、この先も多くのトロフィーが得られることを祈っているよ。今日は上手く行って良かった。監督が上手くやってくれたと思う。上手に指示を出してくれたし、彼は素晴らしい仕事をしてくれたと思う。僕にとっては今が引退するのに良いタイミングだ。今シーズンは満足の行くものではなかったけれど、リーグ優勝できたわけだから、今日は良い日だよ」と、最後のホームゲームで喜んだ。

 2008年以来となるゴールを決めたDF リオ・ファーディナンドは、自身の契約について言及した。「チーム、そして監督のことを考えると微妙な気持ちだけれど、監督が勇退すると聞いた時は気持ちが揺れ動いたし、すごく落ち込んだ。ユナイテッドは素晴らしいクラブだし、これから先へ進んで行かなければならない。監督もそれを望んでいる。フロントと契約について話し合わなければならないけれど、監督が口添えをしてくれることを祈っているよ!」

 そして、今季チームに加入し、得点を量産したFWロビン・ファン・ペルシーは「優勝は僕のすべてだよ。これ以上は望めないね。素晴らしいよ。本当にこうなればいいなと思っていたからね。監督が勇退してしまうのは本当に悲しい。でもみんな理解しているし、感謝している。監督と一緒に仕事ができたのは、本当に光栄だよ。たった1年だったけれど、大きな影響を与えてくれた。人として最高の人物だと思う」と、コメントしている。

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