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乾を倒して一発レッドの長谷部、「乾がうまかった」

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[5.18 ブンデスリーガ第34節 フランクフルト2-2ボルフスブルク]

 ブンデスリーガは18日、最終節を行い、MF長谷部誠の所属するボルフスブルクは敵地でMF乾貴士の所属するフランクフルトと対戦し、2-2で引き分けた。長谷部は右SBで先発出場したが、前半35分、後方から乾を倒して一発退場となった。

「あれは乾がうまかったと思う。僕はほぼもうよけたし、完全に乾がPKをもらいに来たので。あれは本当に乾がうまかったと思う」。退場のシーンをそう振り返った長谷部。「非常に難しい判定だったと思う。厳しい判定だったと思うけど、これがサッカーなので。レフェリーも含めてサッカーなので」。決定的な得点機会の阻止と判断され、一発レッド。11年12月3日のマインツ戦では警告2枚でブンデスリーガ初の退場処分を受けたが、「一発はないですね。クラブでは初めて? そうですね」と話した。

 長谷部の退場で数的不利となったチームは2点差を追いつかれ、2-2のドロー。3試合連続の引き分けとなったが、ラスト10試合は無敗(3勝7分)でシーズンを終えた。「シーズンをいい形で終わりたかったですけど」と苦笑いした長谷部は「うちのほうが全然いいチームだったし、(最後まで)11人対11人でやれば、間違いなくうちが勝っていた。そういう意味ではチームには迷惑かけたと思う」と悔しそうだった。


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