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移籍1年目で6ゴール5アシストの乾 「悔しい1年」

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[5.18 ブンデスリーガ第34節 フランクフルト2-2ボルフスブルク]

 ブンデスリーガは18日、最終節を行い、MF乾貴士の所属するフランクフルトはホームでMF長谷部誠の所属するボルフスブルクと対戦し、2-2で引き分けた。

 乾は左MFで4試合ぶりのフル出場を果たしたが、再三の決定機に決め切れず、「最後の試合なので、いい結果で終わりたかった。決めないといけないシーンだったけど、それが決まらず、悔しさのほうが残っている」と唇をかんだ。

 前半35分にはPA内に抜け出したところで後方から長谷部に倒され、PKを獲得。長谷部は一発退場となった。「トラップでちょっとミスをして、その分、前に行くのが遅れた。ハセさん(長谷部)も追いついてきたので、その前に入って、こけるしかないかなと思った」と振り返った。

 チームは2点差を追いつき、ドローで6位を死守し、来季のEL予選3回戦への出場権を獲得した。1部復帰のシーズンで大健闘を見せたフランクフルト。乾も、出場停止を除く全33試合に先発出場し、6得点5アシストを記録した。

 移籍1年目でチームの中心選手を担った乾だが、「もっと結果を出さないといけなかったし、もっと結果を出したかった。悔しい1年だった」とコメント。「1対1の部分で勝てるようにもなったし、ドリブルで仕掛けるというのが、この1年でだいぶできるようになった。あとはもっと上を目指してやりたいなと思う」と、さらなるレベルアップを誓っていた。


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