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敗戦を悔しがる香川「ゴールを取れる雰囲気はあった」

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[7.23 親善試合 横浜FM3-2マンチェスター・U 日産ス]

 マンチェスター・ユナイテッドの一員として、横浜F・マリノスとの親善試合に臨んだ日本代表MF香川真司。後半16分からピッチに立った香川は、中盤でボールを受けて前線へつなぎ、ときには自分自身もPA内まで走り込んでフィニッシュに絡んだ。

 前日、チームに合流したばかりの香川は「いきなりベストのプレーをするのは難しい。ただ、これだけたくさんのお客さんが来てくれたので、自分の中で最低限のこととして、ベストな準備をして臨んでいました」と話し、「結果を残せなかったのが残念」と悔しがった。

 自身のコンディションについては「初めての試合としては、そこまで悪くなかった」と言う香川。後半22分にはスルーパスを受けて前を向き、フィニッシュまで持ち込んだ。しかし、惜しくもボールはGK六反勇治の正面を突いた。

「良いトラップが出来ました。ただ、2タッチ目が詰まってしまったので。もっと冷静に技術を上げていきたい。ゴールを取れる雰囲気はあったし、みんなも生かしてくれようとする姿勢が見えたので、取りたかったんですけど。そう簡単にうまくはいかないですね」

 26日には古巣のセレッソ大阪と対戦する。かつてのホームグラウンドでプレーできることを、香川は心待ちにしているようだ。

「大阪も、すごく盛り上がってくれると思う。C大阪のスタジアムでは、やっていたので。勝ちたいですし、本当にたくさんの応援が来てくれると思うので勝ちたいと思います」。この日の試合を2-3で落としたこともあり、結果への強いこだわりを見せた。

(取材・文 河合拓)

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