シルベストレ獲得は交渉中

　ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが29日、この夏の補強を語った。CSKAモスクワに所属する日本代表MF本田圭佑の獲得については、進展がないようだ。

　レーガ・カルチョのオフィス前で報道陣の質問に答えたガッリアーニCEOは、「本田については、CSKAの会長の考えというものがある。我々はオファーを出したが、彼は不十分と言ったんだ。我々は妥当だと考えたがね」とコメント。冬の加入で合意しているとされる本田を夏に獲得するのは、依然として難しい状況のようだ。

　一方で、インテルDFマティアス・シルベストレへの関心を認めた。ミランは27日のプレシーズンマッチでDFダニエレ・ボネーラが右ひざを骨折。CBの選手層に不安が生じた。そこで、インテルでベンチを温めることになるであろうシルベストレに注目が集まっている。

　同選手への関心を問われたガッリアーニCEOは、「あり得る可能性だ。しかし、インテルとの合意はまだない。インテルと解決策を探っていく」と、クラブ間で交渉中であることを認めた。

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