フリーでの1月移籍の可能性が高まる?

　イタリアメディアによると、CSKAモスクワは日本代表MF本田圭佑に対するミランからのオファーを再び断ったようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが交渉をやめようとしていると報じた。

　クラブ間で合意に達せず、夏の本田のミラン移籍は難航している。それでも、ガッリアーニCEOは7月30日、わずかながらに進展があったことをほのめかし、現地メディアはミランとCSKAのエフゲニー・ギネル会長が、ミランがアウディカップで訪れるミュンヘンで交渉に臨むと報じていた。

　また、『ガゼッタ』は31日付の紙面で、本田が事態を打開するために、250万ユーロでミランと合意していた年俸を180万ユーロに引き下げる用意をしていると伝えている。

　だが、その31日、『スカイ』や『ガゼッタ』などイタリアの主要メディアは、CSKAがミランからのオファーを受け入れなかったと報じた。

　これらによれば、常にネックになっている移籍金が理由ではなく、CSKAが戦力として本田の退団を望んでいないことが原因という。CSKAは8月4日のルビン・カザン戦で本田を必要としているというのだ。

　これを受け、『ガゼッタ』は、ガッリアーニCEOが夏の本田獲得を諦める方向へ向かっていると報じた。ただし、夏の間に再び動き出す可能性はあるとも強調している。

　日々、状況が変わっているミランの本田移籍。ガッリアーニCEOは、チャンピオンズリーグ・プレーオフの登録メンバーリスト提出まで、本田の獲得を諦めないと話していたが……?

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