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乾が今季初先発も…フランクフルトは王者バイエルンに惜敗し開幕2連敗

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[8.17 ブンデスリーガ第2節 フランクフルト0-1バイエルン]

 ブンデスリーガは17日、第2節1日目を行い、MF乾貴士の所属するフランクフルトはホームでバイエルンと対戦し、0-1で惜敗した。乾は左MFで今季初先発を果たしたが、得点に絡めず、後半33分に途中交代した。

 乾は前半4分、左サイドでボールを受けると、ドリブルで中に切れ込み、右足を振り抜いた。強烈なミドルシュートだったが、GKマヌエル・ノイアーの好セーブに阻まれた。

 昨季王者のバイエルンは前半9分、左クロスに合わせたMFトニ・クロースのヘディングシュートが右ポストを直撃。いきなり決定機をつくると、同13分にはMFトーマス・ミュラーの右クロスにFWマリオ・マンジュキッチが右足ボレーで合わせ、先制点を奪った。

 フランクフルトも前半42分、乾の右CKをファーサイドのMFフルムが頭で折り返し、MFアレクサンダー・マイヤーがヘディングで押し込んだ。ゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。惜しくも同点ゴールとはならなかった。

 積極的に左サイドからゴールを狙う乾。後半28分にはMFシュベグラーのFKが壁に当たったこぼれ球をボレーシュートで狙ったが、大きくゴール上へ外れる。結局、得点に絡むことはできず、後半33分に交代した。

 バイエルンも、バルセロナから今季加入したMFチアゴ・アルカンタラ、MFアリエン・ロッベンらを投入し、追加点を狙うが、最後の精度を欠く。後半30分にはロッベンのマイナスの折り返しをチアゴが右足で狙うも、GKの正面。同41分、ロッベンの直接FKもGKに抑えられた。

 フランクフルトもチャンスをつくり、試合はオープンな展開となったが、互いにゴールを奪えず、試合はそのまま1-0で終了。バイエルンが辛勝ながら2連勝を飾った一方、フランクフルトは1-6の大敗を喫したヘルタ・ベルリン戦に続いて開幕2連敗となった。


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