ジョレンテへの批判に反論も

　ユベントスは18日、ラツィオとのイタリア・スーパーカップに臨む。アントニオ・コンテ監督は前日会見で、代表戦の影響に言及するとともに、ラツィオと条件は同じだと話した。また、FWフェルナンド・ジョレンテを擁護している。

　各国代表選手をそろえるユベントス。ミッドウィークの試合を経て、タイトルが懸かるスーパーカップを戦うのは、簡単なことではないだろう。選手たちへの信頼を強調しつつ、コンテ監督は次のように話している。

「3日間でスーパーカップの準備をするなんて、監督にとっては決してうれしいことじゃない。ただ、(ラツィオのウラジミール・)ペトコビッチ監督にも同じことはあった。それは言っておかなければいけないね。つまり、我々は互角ということだ。どちらも言い訳はできない」

「どちらが有利ということはないと思う。ふさわしいチームが勝つことを願っているよ。双方にとって重要なタイトルであるのは当然だ。我々が勝っても普通、ラツィオが勝ったらすごいこと、という扱いはしてほしくない。ラツィオは素晴らしいチームだ。だからこそ、勝利には適切な価値を与えるべきだね」

　今季加入したジョレンテは、コンディションの遅れなどが指摘されている。開幕前から批判を浴びている新戦力について、コンテ監督は次のように語った。

「まったく問題ない。彼は大きな助けとなるはずだ。敬意と忍耐が必要だよ。君らメディアは問題にしようとしているね。笑ってしまうよ。彼は1年離脱していて、3週間前に加わったばかりなんだ。我々はジョレンテのことをよく知っている。彼をフリーで獲得できたのはラッキーだ。今は我々のメカニズムに溶け込もうとしているところだよ」

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