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[W杯欧州予選]無得点を嘆くデシャン 「奇跡の治療法はない」

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グルジア戦はスコアレスドロー

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は、6日に行われたワールドカップ欧州予選のグルジア戦が0-0に終わったことに落胆する様子を見せ、今後の試合に向けての改善を訴えている。

 グルジアの堅守を崩せなかったフランスは、これで親善試合も含めて5試合連続のノーゴールとなった。得点力向上を求めるデシャン監督の試合後のコメントを、フランス『レキップ』などが伝えた。

「ポゼッションは圧倒的だった。いくつかチャンスもあったが、本当にチャンスがあったのは必死で押し込んだ試合の終盤だけだ。グルジアは非常に堅実だった。ギャップを見つけられなければ試合に勝つことはできない」

「個々の選手はもっとやれるはずだ。もっと正確さや自発性が必要だ。効果的にやれるようにしなければならない。チームに少し変化を加えて改善を図ったが、少し運がなかったり、技術が足りなかったりした。だが、奇跡のような治療法があるわけではない」

 スペインが同日のフィンランド戦に勝利を収めたことで、フランスのグループ首位はきわめて難しい状況となった。デシャン監督は2位でのプレーオフ進出が現実的な目標であることを認めている。

「グループをスタートさせた時の目標は1位だった。スペインが勝って我々が勝てなかった時からは難しい状況になったが、グループ2位を確保するためにあと2試合残っている」

「この試合で引き分けという結果に満足しているとは言えないが、後悔もしていない。何よりも大事なことは、火曜日に何が我々を待っているかだ」

 フランスは10日にアウェーでベラルーシと対戦。10月のグループ最終戦ではホームにフィンランドを迎える。

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