beacon

マドリー会長:「アンチェロッティは魅力的なプレースタイルを構築できる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

22日にソシオ総会開催

 レアル・マドリーが22日、2013-14シーズンのソシオ総会を開催した。フロレンティーノ・ペレス会長は950人の代表選挙人の前で、カウンターサッカーからの脱却に苦心するカルロ・アンチェロッティ監督への信頼を強調している。

 スペイン『マルカ』が、同会長のコメントを伝えた。

「レアル・マドリーにはさらなる欲求がある。現在の我々は良質なサッカーを実現する意欲にあふれている。そしてマドリディスタたちの考えは、唯一の目的だけを目指す。そう、勝利だ。このクラブには、その目的を果たすためのキャパシティーと野心がある。我々は団結することで、難しい時期を乗り越えてきた。レアル・マドリーは、皆のレアル・マドリーなんだ」

「我々にはさらなる欲求があり、だからチームを再構成した。この新たな時期に、我々はアンチェロッティを加えている。レアル・マドリーで成功をつかむ条件を備える、議論の余地のない監督だ。我々が恋に落ちるプレースタイルを構築することにおいて、最も適切な人物だろう」

 また、ジョゼ・モウリーニョ現チェルシー監督が指揮した昨季の成果が、不十分なものであったことを認めた。

「トップチームにとって、昨季は難しいシーズンだった。ある人々にとっては良いシーズンだったかもしれないが、我々から見れば十分なものではなかった。リーガでは早々に首位と離されてしまったね」

 MFイスコ、MFアシエル・イジャラメンディ、そしてMFガレス・ベイルの獲得についても語っている。

「イスコはすでに、スペインサッカーの象徴とも言える存在になっている。チャンピオンズリーグで、ほかとは一線を画す選手であることを示したね。イジャラメンディもまた、ほかのチームメートと同様に最高の選手の一人だ。我々は毎シーズンにわたり、世界最高、スペインサッカー最高の選手たちを戦力に加えなければならない」

「ガレスはこのスペクタクルなチームの一員となるために、レアル・マドリーに加わった。彼はプレミアリーグの顔と言える選手だった。デシマ(10度目のチャンピオンズリーグ制覇)、タイトル獲得に貢献してくれるだろう」

 カンテラについての見解も口にしている。

「我々のカンテラは世界の中でも重要な下部組織だ。若手選手たちの育成について、素晴らしい仕事を実現していることを強調したい。選手たちがトップチームにたどり着くことは容易ではない。しかし、レアル・マドリーのカンテラが世界最高の下部組織で在り続けるため、我々は働き続ける」


▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP