ブラジルW杯の北中米カリブ海予選が11日に行われた。本大会出場圏外の5位に沈むメキシコはホームで4位パナマと対戦。前半40分に細かいパスワークで崩したメキシコは、最後はFWオリベ・ペラルタが押し込み先制。後半36分に同点弾を許したものの、迎えた同40分、FWラウル・ヒメネスがペナルティーアーク付近からオーバヘッドで狙う。これがゴール左隅に吸い込まれるスーパーゴールとなり、メキシコが2-1で勝利した。

　北中米カリブ海予選は3位までに入れば自動的に本大会の出場権が与えられる。すでにアメリカ、コスタリカが本大会出場を決めているため、残り1枠を争う戦いとなっている。3位のホンジュラスはこの日、ホームでコスタリカを1-0で下したため、4位メキシコとの勝ち点差3を持って最終節に臨むことになった。

　だがメキシコはパナマを直接下したことで、オセアニア1位チームとの大陸間プレーオフ出場権が与えられる4位争いでは一歩抜け出した形だ。すべては最終節の結果次第となるが、メキシコは敵地でコスタリカと、ホンジュラスは敵地で最下位ジャマイカと、パナマはホームでアメリカと対戦する。

(10月11日)
メキシコ 2-1 パナマ
アメリカ 2-0 ジャマイカ
ホンジュラス 1-0 コスタリカ

■順位表(☆は本大会出場)
1.☆アメリカ(19)+6
2.☆コスタリカ(15)+5
3.ホンジュラス(14)+1
4.メキシコ(11)-1
5.パナマ(8)-3
6.ジャマイカ(4)-8

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