beacon

W杯出場権獲得のレーブ 「非常に良い予選だった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

本番までにさらなる改善を誓う

 11日に行われたワールドカップ(W杯)欧州予選で、グループCのドイツはアイルランドを3-0で下し、本大会出場を決めた。ヨアヒム・レーブ監督は、満足できる予選だったと振り返っている。

 ドイツは9試合を戦って8勝1分けと安定した強さを披露。危なげなくグループ首位になった。ドイツ『ARD』が、指揮官のコメントを伝えている。

「総合的に見て、非常に良いW杯予選だった。9戦8勝だし、引き分けたスウェーデン戦にしても勝つべき内容だったから、満足できると思う。チームはやるべき仕事をした」

 しかし、本番に向けて課題もあるようだ。

「2つの改善点がある。1つは、守備の安定感が増さなければいけない。今日は失点がなかったが、守備はもっと前の位置から始まる。もう1つは、ファイナルサードでのプレーだね」

 レーブ監督は以前、代表ではクラブと同じポジションで起用すると話していたが、バイエルン・ミュンヘンで中盤をこなす機会が増えているDFフィリップ・ラームについては、サイドバック起用しか考えていないようだ。

「フィリップは(代表では)右サイドバックでプレーする。中盤にとても優れた選手がいるからね。フィリップもそこでプレーできることは分かっているが、右サイドバックとしてワールドクラスだから、ポジションを変える理由はない」

 15日のスウェーデン戦に向けては、次のように話した。

「まずは今日出場した選手たちの状態を見たい。スウェーデン戦では、1、2人の選手を試すかもしれないね。だが、彼らに借りがあることは意識しているよ」

 ドイツは昨年10月のW杯予選でスウェーデンをホームに迎え、4-4と引き分けている。4点のリードから4失点で追いつかれた一戦だ。

▼関連リンク
ブラジルW杯欧州予選特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP