beacon

元韓国女子代表選手に性別詐称疑惑…本人は「心が痛い」と反論

このエントリーをはてなブックマークに追加

 韓国女子サッカー界で性別詐称が問題となっている。元韓国代表FWパク・ウンソン(26)の性別が疑わしいとして、所属するソウル市庁の監督を除く、実業団リーグ6球団の監督が同選手の欠場を求める動きを見せたのだ。

 パクは03年のW杯や04年のアテネ五輪に韓国代表として出場。身長180cmと女子選手としては恵まれたフィジカルを武器に、早くから韓国代表のエースとして活躍してきた。今季もリーグ戦で19ゴールを挙げるなど、得点王の活躍でチームの躍進に貢献している。

 ただこれまでもパクの性別詐称に関しては問題となることがあったが、今回、ソウル市庁を除く6球団の監督が意見をまとめたものを韓国協会に提出したことで問題が再燃。複数の韓国メディアは公開された文書を掲載し、「来月31日までに正確な判断がされない場合、6球団は2014年シーズンの出場を拒否する」考えがあることを明らかにしている。

 しかし所属するソウル市庁は選別チェックは必要ないと反論。「性別疑惑はもう二度と持ち出すべきでない」と強く反発している。また現地メディアはパク自身もSNS上で「W杯や五輪の時も性別検査を受け、恥ずかしい思いをした」「心が痛い。辱めを受けた」などと反論したと伝えている。

[写真]03年、アメリカW杯出場時のパク(左)

TOP