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ファン・ペルシーを意識?本田の「リトル本田」発言

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 ミランへの移籍を決めた理由として「心の中のリトル本田に聞いた」と語ったMF本田圭佑だが、これはマンチェスター・ユナイテッドのFWロビン・ファン・ペルシーを意識した発言だったのかもしれない。

 8日の入団会見で日本人メディアから「どれくらいのチームからオファーがあり、その中からミランを選んだ理由は?」と聞かれた本田は「心の中のリトル本田に聞いたんです。どのクラブでお前はプレーしたいんだと。そうしたら、心の中のリトル本田がACミランでプレーしたいと言ったんです」と答えた。

 実は同様の発言をファン・ペルシーも過去にしている。12年夏にアーセナルからライバルであるユナイテッドへ移籍したファン・ペルシーは、その入団会見で「難しい決断をしなければならないとき、僕は自分の中にいるリトルボーイにいつも聞くんだ。お前はどうしたいんだって。そうしたら彼が『ユナイテッド!』って叫んだんだ」と語った。この「リトルボーイ」発言は、当時の現地メディアでも紙面を賑わすなど大きな話題となった。

 この言葉を本田が知っていたのかは分からないが、本田といえば、過去にも「名ストライカーが言っていた。ゴールはケチャップみたいなもの。出ないときは出ないけど、出るときはドバドバ出る」と、元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイの言葉を借りて発言したことがある。いずれにせよ、本田らしい切り返しが見られたシーンだったといえそうだ。


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