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執刀医:「ファルカオのW杯出場に望みはある」

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25日にポルトガルで手術

 モナコFWラダメル・ファルカオの手術を担当する医師は、同選手がコロンビア代表としてブラジル・ワールドカップ(W杯)に出場する望みは完全に消えたわけではないと主張している。

 ファルカオは22日に行われたクープ・ドゥ・フランスの試合で左ひざを負傷。前十字じん帯を痛め、手術を受けることがクラブから発表された。今年6月に行われるW杯への出場は難しくなったのではないかとの見方もある。

 だが手術を担当するジョゼ・カルロス・ノローニャ医師は、通常のケースで考えれば難しいことは認めながらも、ファルカオがW杯までに復帰することは必ずしも不可能だとは限らないと見ているようだ。フランス『RMC』によるインタビューで次のように述べた。

「難しいことではあるだろう。大会までには5か月しかない。理想的には、こういうケースでは7か月か8か月が必要だ。だが状況がどう進展するか見てみよう。重要なのは手術後にじん帯が固定されるかどうかだ。5か月だが、わずかな望みはある」

「W杯は不可能ではない。ファルカオはトップアスリートだ。そのことが回復に大きく影響するかもしれない。時間が厳しいことは分かっているが、希望を捨てることはない」

 ファルカオ自身はW杯出場の夢を捨てず、『ツイッター』で「わずかな希望にしがみついている」とコメントしていた。意志の力も回復のために重要だと執刀医は語る。

「回復にはメンタルも影響する。彼は回復のためにあらゆる手を尽くすだろう。彼にはその意志と、良い結果を得られる力がある。彼はまだW杯出場を信じており、あきらめてはいない」

 手術は25日にポルトの病院で行われる。なお、コロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領は手術後にファルカオを訪問することを表明している。
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