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レアル3発快勝で首位キープ、3位転落のバルサは自力V消滅

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[3.9 リーガ・エスパニョーラ第27節 R・マドリー3-0レバンテ]

 リーガ・エスパニョーラは9日、第27節を行い、首位レアル・マドリーはホームでレバンテと対戦し、3-0で快勝した。2試合ぶりの白星で公式戦29試合連続負けなし(24勝5分)。前日8日に敗れたバルセロナとの勝ち点差を「4」に広げた。2位は勝ち点3差のアトレティコ・マドリー。3位に後退したバルセロナは自力優勝の可能性が消滅した格好だ。

 立ち上がりからレバンテを圧倒した。前半6分、左サイドからMFアンヘル・ディ・マリアが上げたアーリークロスをFWクリスティアーノ・ロナウドが右足ボレー。これはGKに阻まれたが、同11分にディ・マリアの左CKからC・ロナウドがヘディングシュートをゴール右隅にねじ込み、2戦連発となる先制点を奪った。

 前半22分にはMFガレス・ベイルのスルーパスに反応したFWカリム・ベンゼマがゴール前に抜け出すが、右足のシュートはGKが好セーブ。前半終了間際にもDFマルセロの左クロスに合わせたベンゼマのヘディングシュートが左ポストを叩く決定機をつくった。

 前半は1点のみに終わったが、後半4分、左サイドを突破したC・ロナウドからパスを受けたマルセロが中に切れ込み、右足でゴール右隅に流し込む追加点。左SBの今季初ゴールで2-0とリードを広げた。後半19分にはレバンテDFダビド・ナバーロがC・ロナウドに対する後方からのタックルで一発退場。数的優位に立ったことで、その後も一方的に試合を支配した。

 後半27分、DFダニエル・カルバハルの右クロスにベンゼマが頭で合わせるが、またもクロスバーを直撃。それでも同36分にマルセロの左クロスがDFニコス・カラベラスのオウンゴールを誘い、3-0とダメを押した。後半45分、C・ロナウドのヘディングシュートもクロスバーを叩くなど最後までレバンテを圧倒したレアルだったが、試合終了間際にカルバハルが負傷退場するアクシデントに見舞われ、最後は後味の悪さも残った。


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