beacon

岡崎2発で今季通算11ゴール!!高原、香川に続くシーズン2ケタ得点を達成

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.15 ブンデスリーガ第25節 ホッフェンハイム2-4マインツ]

 ブンデスリーガは15日、第25節を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツは敵地でホッフェンハイムと対戦し、4-2で逆転勝ちした。2点ビハインドから追いつくと、2-2の後半30分に岡崎が勝ち越しゴール。後半アディショナルタイムにも自身2点目となるダメ押しゴールを決め、今季通算11ゴールとなった。

 ホッフェンハイムは試合開始早々の前半2分、FWケビン・フォラントがPA内でDFニコルチェ・ノベスキに倒され、PKを獲得。ところが、MFセヤド・サリホビッチのキックはゴール上に外れ、絶好の先制機を逃した。その後もホッフェンハイムのペースで試合は進み、マインツはなかなかチャンスをつくれない。すると、スコアレスで折り返した後半4分、ホッフェンハイムはサリホビッチの右CKからセカンドボールをMFオイゲン・ポランスキが豪快な左足ダイレクトボレーで蹴り込み、先制点。3分後の後半7分にはMFロベルト・フィルミーノの右足ミドルで2-0と突き放した。

 しかし、ここからマインツが猛反撃に出る。まずは後半22分、右サイドからのアーリークロスにFWエリック・マキシム・シュポ・モティングが右足ボレーで合わせ、1点を返すと、同28分には相手DFのクリアがDFベネディクト・ザラーに当たって跳ね返り、そのままゴールネットを揺らすラッキーゴールで2-2の同点に追いついた。

 そして迎えた後半30分、左サイドでボールをキープしたシュポ・モティングのクロスに飛び込んだのが岡崎だ。DFの前に走り込み、体を投げ出すダイビングヘッドでゴールネットを揺らし、3-2と逆転に成功した。岡崎のゴールは1月25日のシュツットガルト戦(2-1)以来、7試合ぶり。シーズン2ケタ得点に王手をかけてから足踏みが続いていたが、ようやく今季通算10得点目となる節目のゴールを奪った。後半アディショナルタイムにもスルーパスに抜け出した岡崎が右足でダメ押しゴール。この日2得点目で、今季通算11得点となった。

 ブンデスリーガで2ケタ得点を記録した日本人選手は、06-07シーズンにフランクフルトで11得点を挙げたFW高原直泰(現東京V)、11-12シーズンにドルトムントで13得点を記録したMF香川真司(現マンチェスター・U)に続いて史上3人目。欧州の主要1部リーグで見ても、日本人選手の2ケタ得点は、98-99シーズンにセリエAのペルージャで10得点を挙げた中田英寿氏、高原、香川、そして昨季、エールディビジのフィテッセで11得点を記録したFWハーフナー・マイクに続く史上5人目の快挙だ。今後は残り9試合で香川の持つ13ゴールの日本人最多記録を塗り替えられるかどうかに注目が集まる。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2013-14特集

TOP