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元FFF会長:「ジダンは代表監督就任を望んだ」

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経験不足でベンチはデシャンの物へ

 フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ元会長が、ジネディーヌ・ジダン氏が2012年にフランス代表監督就任を望んだと明らかにした。ル・グラエ氏の共著本の一部が、各メディアで伝えられている。

 EURO2012でベスト8敗退に終わったフランス代表は、ローラン・ブラン監督(現パリ・サンジェルマン)が退任。後任には、現在もチームを率いるディディエ・デシャン監督が就任した。

 ル・グラエ氏によると、このときジダン氏も代表を率いることを望んだという。だが、指導者としての経験がないことから、デシャン監督を選んだそうだ。

「ジダンはレ・ブルー(フランス代表)を率いることを望んでいた。彼が(代表監督という)仕事を望んでいたのは明らかだよ。私は彼のリクエストで彼に会ってもいるんだ」

「(だが、当時はジダン氏が就任する)タイミングではなかった。彼にはまず、どこかのチームを率いることが必要だったんだ」

 ジダン氏は現在、レアル・マドリーでカルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントコーチを務めている。
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