20日に行われたプレミアリーグ第35節でエバートンと対戦し、0-2の完封負けを喫したマンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督は「つまらないゴールを許してしまった」と試合を振り返っている。

　試合の主導権を握りながらも、なかなかゴールをこじ開けられないユナイテッドは、前半27分にPKで先制されると、同43分に追加点を許して2点のビハインドを背負ってしまう。その後、ゴールを奪うことができずに完封負けを喫した。

　クラブ公式HPによるとモイーズ監督は「ひどいゴールを許してしまった。失点するまでは試合をコントロールしていたがチャンスを生み出せず、つまならないゴールを2度も許してしまった」と前半の2失点を悔やむと、さらに「チャンスがあってもフィニッシュにつながるプレーは見られなかった。それが残念だ」と攻撃陣の出来にも不満を漏らした。

　残り3試合で4位アーセナルとの勝ち点差は13に広がり、欧州チャンピオンズリーグ出場の可能性が消滅。指揮官は「われわれの目標は勝つこと。スタイルなど意見はあるだろうが、何よりも勝利が大事。今回は結果を残せなかった」と悔しさを口にした。

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