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FIFA、ベッケンバウアー氏への処分を解除

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90日の活動禁止処分は取り消しに

 FIFAは27日、バイエルンの名誉会長であるフランツ・ベッケンバウアー氏に対する活動停止処分を解除した。同氏のマネジメントを担当するマルクス・へフル氏が『ツイッター』で声明を出して明らかにした。

 ベッケンバウアー氏は2018年および2022年ワールドカップ(W杯)招致の買収疑惑に関しての調査協力を拒否したとして、今月13日にFIFA倫理委員会から90日間サッカーに関する活動の一切を禁止する暫定的な処分を科されていた。

 処分が発表された当初からFIFAの決定に対しては疑問の声が多く、ベッケンバウアー氏自身も「エイプリルフールかと思った」と驚きを露わにしていた。

 FIFAはベッケンバウアー氏に対して調査のため質問を送付したが、内容が法的で難解な英語だったため同氏がドイツ語での対応を希望したところ、FIFAはそれを拒否したとベッケンバウアー氏側は主張していた。その後、FIFAの調査への協力姿勢を示したことで処分が解除されたようだ。

 ベッケンバウアー氏は当初準決勝からのブラジルW杯観戦を予定していたが、処分が適用されれば観戦は不可能だった。だが、処分が解除されてもブラジルへ向かうことはないと同氏は声明の中で述べている。

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